X-T2とEOS M3の違いと比較
X-T2とEOS M3
X-T2とEOS M3の主な違いと比較を書いています。画素数はどちらも約2400万画素で同じです。X-T2には光学ローパスフィルターレスですが、EOS M3には光学ローパスフィルターがあります。
ローパスフィルターレスのなしとありの決定的な違いに、書いています。X-T2にはEVFがあって、0.5型の有機ELの約236万ドットです。EVFのファインダー倍率は、35mm判換算で0.77倍相当です。
EOS M3はEVF内臓でないので、これが大きな違いです。EVFがあれば、特に、日中の晴天時にモニターよりも被写体が見やすいので撮影しやすくなるので、屋外での撮影ならX-T2のほうが有利です。
EOS M3は、別売のEVFなら使えます。X-T2のモニターは3方向に動かせるチルト式で、EOS M3のモニターは上に180度向けての自分撮りができます。X-T2のISO感度は、常用感度はISO200からISO12800です。
X-T2の拡張感度では、ISO100からISO51200まであります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。EOS M3のISO感度はISO100からISO12800で、拡張感度にISO25600相当があります。
X-T2のシャッタースピードはメカシャッターで1/8000秒で、電子シャッターでは1/32000秒まで使えます。EOS M3は、シャッタースピードの上限は1/4000秒です。このシャッタースピードに、X-T2のほうが上位機であることが見えています。
X-T2はSDカード系のダブルスロットですが、EOS M3はシングルスロットのSDカード系です。X-T2はUHS-Ⅱに対応で、EOS M3はUHS-I対応です。X-T2の連写性能はAF追従で8コマ/秒、別売のパワーブースターグリップ装着でBOOSTモードにすると、11コマ/秒です。
EOS M3の連写は、1枚目にAF固定で最高で約4.2コマ/秒です。X-T2は電子シャッターで14コマ/秒です。X-T2のAFの測距点は91点ですが、EOS M3は49点です。操作面では、X-T2には背面に8方向に動かせるフォーカスレバーがあります。
X-T2の露出補正の補正幅は±5段で、EOS M3は±3段です。この補正幅の違いにも、EOS M3のほうが下位機なことが見えます。X-T2は4K動画が撮れますが、EOS M3はフルHD動画です。
X-T2には内臓フラッシュはないですが、EOS M3にはポップアップ式の内臓フラッシュがあります。X-T2は氷点下10度まで使えますが、EOS M3は氷点下は動作環境外です。
X-T2のバッテリーはCIPA基準で約340枚の撮影枚数で、EOS M3は約250枚です。X-T2は別売グリップのVPB-XT2があれば、約1000枚の撮影枚数になります。そのグリップで連写性能やEVF表示性能などを強化できるのもX-T2の特徴です。
X-T2の本体の重さは約457gで、EOS M3の本体の重さは約319gです。X-T2とEOS M3の主な違いを書いてきましたが、総じてX-T2のほうが上位機としての機能と特徴を持っています。
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