キヤノン PowerShot G16 テレマクロ 50mm F2.2 マクロ
キヤノン PowerShot G16 テレマクロ 50mm F2.2 マクロ
オリンパス OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough テレマクロ レビューの記事からの続きです。
前機種のG15と同じで、後継機のキヤノンのPowerShot G16も28mm相当から140mm相当のレンズで、広角端の開放F値がF1.8で望遠端の開放F値がF2.8です。実質の焦点距離は1/1.7型の撮像素子なので、6.1mmから30.5mmになります。30.5mmのF2.8のレンズは、コンデジで考えるとかなりのボケが得られる明るいレンズです。
PowerShot G16の魅力はG15と同じでバランスの取れた機種で、そのことはテレマクロ性能でも同じです。G16のテレマクロは140mm相当の望遠端で40cmまで寄れます。これは、レンズ先端からのことです。レンズ一体型機のマクロはレンズ先端からで、レンズ交換式のマクロは撮像素子面からなので、レンズ交換式の機種は結構寄れるのです。「コンデジのマクロとデジタル一眼レフとミラーレスの最短撮影距離の違い」に、書いています。
ここでテレマクロのことを書いているのは、ワイドマクロの場合には被写体の形が歪んで不自然になるからです。コンデジは広角端で数cmまで寄れても、テレマクロになるとレンズ交換式の安価な単焦点レンズよりも寄れないことが当たり前になっています。PowerShot G16のテレマクロは40cmで、140mm相当まで離れる必要があります。140mmの画角をどう捉えるかです。140mm離れると、実質30.5mmのF2.8のボケが得られるので、G16でテレマクロを使う時には、まず140mmの焦点距離が使いやすいかどうかになります。それは、撮る被写体によって違ってきます。
あるいは、ワイドマクロでもテレマクロでもない焦点距離を使えばいいです。28mm相当から140mm相当でG15と同じレンズ構成なので、ステップズームの50mmでF2.2が使えます。50mmF2.2で実質焦点距離が10.9mmくらいのF2.2で結構寄れて、テレマクロの40cmよりもかなり寄れるので、G16のマクロでボケを得たいのなら50mmF2.2を使うようにするといいと思います。キヤノン PowerShot G16のレビューと比較に、G16のことを書いています。次の12のオリンパス STYLUS SH-60のテレマクロの記事に続きます。
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