SX710 HSとSX700 HSの違いと比較

SX710 HSとSX700 HS

キヤノンのSX710 HSSX700 HSの主な違いと比較を書いています。SX710 HSの総画素数は約2110万画素で、SX700 HSの総画素数は約1680万画素です。撮像素子のサイズと画像処理エンジンはどちらの機種も同じですが、SX710 HSのほうが画素数が多くなっています。動画撮影時の光学補正と電子補正の5軸手ブレ補正での水平回転軸補正、と縦回転軸補正が、SX710 HSのほうが性能がよくなっています。

連写の秒間コマ数は、SX710 HSは通常で約6.0枚/秒、SX700 HSは通常で約3.1枚/秒ですが、SX700HSのハイスピード連写HQでは、約8.5枚/秒ができます。SX710 HSでは、フレーミングアシストの機能が向上しています。フレーミングアシストは被写体のサイズを維持したままズームの自動調整ができる機能ですが、SX710 HSはSX700 HSよりその調整機能がよくなっています。

SX710 HSで機能が向上したことに、ストーリーハイライトもあります。ストーリーハイライトは静止画と動画から自動で動画が作れる機能ですが、そのストーリーハイライトにSX710HSではBGMが付けられるようになっています。SX710 HSではSX700 HSではできなかたショートクリップ動画機能もあります。

ショートクリップ動画は短編の動画を気軽に撮影できる機能で、4秒、5秒、6秒のミニ動画ができます。SX710 HSとSX700 HSのどちらの機種にも短距離無線通信のNFC機能がありますが、SX710 HSではNFC接続がSX700 HSより簡単に接続できるようになっています。リモート撮影機能も向上しています。

SX700 HSではPのプログラムモードでリモート撮影ができましたが、SX710 HSになってAvのレンズの絞り優先、Tvのシャッター優先、マニュアル露出でもリモート撮影ができるようになっています。SX710 HSでは、Connect Station CS100に対応しています。SX710 HSになって、SX700 HSよりもバッテリーの持ちが悪くなっています。

SX710 HSとSX700 HSはバッテリーは同じNB-6LHです。SX710 HSは液晶モニター表示で約230枚、液晶モニター非表示のエコモードで約315枚です。SX700 HSはモニター表示で約250枚、エコモードで約360枚です。特に、エコモードではSX700 HSのほうが45枚も多いです。後継機のSX710 HSが前機種のSX700 HSより45枚もバッテリーの持ちが悪くなっているのは欠点です。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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