ソニー DSC-RX10M4 レビュー 比較と評価
DSC-RX10M4
ソニーのサイバーショット DSC-RX10M4は、2016年5月20日に発売されたRX10M3の後継機です。
RX10M4の総画素数は約2100万画素で、有効画素数は約2010万画素です。センサーは1.0型で、メモリー一体型の積層型CMOSです。画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に、画素ピッチのことを書いています。
画像処理エンジンBIONZ Xです。レンズの焦点距離は24mmから600mm相当で、実質の焦点距離は8.8mmから220mmです。レンズが最も明るい開放F値は広角端でF2.4、望遠端でF4.0です。レンズはF16まで絞れます。
マクロ性能は、レンズ先端から、広角端で被写体まで約3cm、望遠端で被写体まで約72cmまで寄って撮影できます。150mmから600mm相当の範囲で合焦を限定できるフォーカスレンジリミッターがあります。
親指AFができるAF-ONの設定もできます。ファインダーは0.39型の約236万ドットで、35mm判換算で約0.70倍です。アイポイントは接眼枠から約21.5mmです。
視度調整の範囲は-4.0から3.0です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。モニターは4対3の3.0型の144万ドットで、上に約109度、下に約41度に動かせます。
ファインダーをのぞきながらモニターのタッチ操作ができるタッチパッド機能もあります。ISO感度は、ISO100からISO12800まで設定できて、拡張感度にISO64と、ISO80があります。
拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違い、拡張感度のことを書いています。重ね合わせ連写のマルチショットNRでは、ISO25600まで使えます。シャッタースピードの上限は1/2000秒ですが、F8以上にレンズを絞る必要があります。
F2.4の開放F値でのシャッタースピードの上限は、1/1000秒です。レンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの違いとはに、シャッタースピードの制限のことを書いています。
記録メディアは、メモリースティック系とメモリースティックマイクロ系、SDカード系とmicroSDカード系が使えます。連写性能は、秒間コマ数がAFとAE追従で約24コマ/秒で、連続撮影枚数はJPEGで249枚、RAWで106枚までです。
AF性能は、速度に優れた位相差AFと精度に優れたコントラストAFの両方が使えるファストハイブリッドAFです。位相差AFは315点、コントラストAFは25点です。
位相差AFは像面位相差AFで、撮像エリアの約65%の範囲で適用できます。コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、違いを書いています。アンチディストーションシャッターでのサイレント撮影ができます。
アンチディストーションシャッターとは何かに、書いています。露出補正の補正幅は、±3.0段で、1/3EVステップで補正できます。
動画性能は、XAVC S 4Kの3840x2160の30pの100Mで撮影できます。画素加算のない4K記録もできます。動画ファイルはXAVC S、AVCHDで、動画の音声はXAVC SがLPCM 2ch、AVCHDがAC-3 2chです。
動画でも像面位相差AFが使えるので、AF速度が上がった動画撮影ができます。マイク端子、マルチインターフェースシュー、ヘッドホン端子があります。瞳AFもあります。NDフィルターはありません。
Wi-Fiと、近距離無線通信のNFCもあります。バッテリーの撮影枚数は、CIPA基準で、モニタで約400枚、ファインダーで約370枚です。DSC-RX10M4の本体のみの重さは、約1050gです。
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