ソニー DSC-RX100M6 レビュー 比較と評価
RX100M6
ソニーのDSC-RX100M6は、RX100M5の後継機です。
RX100M6の有効画素数は約2010万画素で、1.0型の13.2mm x 8.8mmの積層型CMOSセンサーです。従来のCMOSセンサーの表面照射型から高感度ノイズを少なくしたのが裏面照射型で、積層型CMOSはさらに性能がよくなったCMOSセンサーです。
レンズの焦点距離は24mmから200mm相当で、実質の焦点距離は9.0mmから72mmです。レンズが最も明るい開放F値は、広角端でF2.8、望遠端でF4.5です。
レンズのボケ量の簡単な計算に書いてある計算をすると、RX100M6は望遠端の200mm相当では、50mmの交換レンズでF3.5にした時よりもボケ量が大きいです。
マクロ性能は、レンズ先端から被写体まで、広角端で約8cm、望遠端で約100cmまで寄れます。画像処理エンジンはBIONZ X(ビオンズ エックス)です。
レンズは、F2.8からF11まで絞ることができます。手ブレ補正は光学式で、200mm相当の望遠端でシャッタースピードで4段分の補正効果があります。
ファインダーは0.39型の約236万ドットで、倍率は35mm判換算で約0.59倍です。アイポイントは接眼枠から約19.8mmです。
視度調整の範囲は、-4.0から+3.0mです。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整の記事に、視度調整のことを書いています。ファインダーは収納式です。
モニターは縦横比が4対3の3.0型で、92万1600ドットです。上に約180度に動かせるので自分撮りができて、下に約90度に動かせるようになっています。
モニターはタッチフォーカスと、ファインダーを覗いたままフォーカス移動ができるタッチパッドも使えます。タッチシャッターもできます。
ISO感度はISO125からISO12800まで使えて、拡張感度はISO80とISO100があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、違いを書いています。重ね合わせ連写では、ISO25600が使えます。
シャッタースピードの上限は、メカシャッターで1/2000秒、電子シャッターでは1/32000秒です。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに、違いを書いています。
連写性能は、秒間コマ数がAFとAE追随で約24コマ/秒、連続撮影枚数は233枚です。AF性能は、像面位相差AFとコントラストAFが使えるファストハイブリッドAFです。
コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、違いを書いています。測距点数は像面位相差AFは315点で、コントラストAFは25点です。瞳AFも使えます。
露出補正の補正幅は±3.0EVで、1/3EVステップで補正できます。動画は、4KのQFHDの3840×2160で撮影できます。HLG(Hybrid Log-Gamma)にも対応しています。S-Log3も搭載しています。
動画はXAVC S、AVCHDです。通信機能は、Wi-Fi、近距離無線通信のNFC、Bluetoothがあります。バッテリーのNP-BX1で、液晶モニタで約240枚、ファインダーで約220枚の撮影枚数です。
RX100M6の本体のみの重さは、約274gです。RX100M6は1型センサーでコンパクトなのに、200mm相当までの望遠でF4.5まで使えてタッチパネルも使えるので、コンパクト望遠機でも画質を維持したい時に選択肢になる機種です。
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