ソニー RX100M2のステップズームで撮影意図の反映
RX100M2のステップズームで撮影意図の反映
前の11のソニー RX100M2のマルチショットノイズリダクションの記事からの続きです。RX100M2の記事は、この記事を含めて13の記事があります。
前機種のRX100との違いは、後継機のRX100M2ではステップズームができます。28mm、35mm、50mm、70mm、100mm相当の5段階にズームを固定できるステップズームがあります。RX100M2のレンズにあるコントロールリングの操作で、この5段階のステップズームができます。メニューのコントロールリングをズームに設定して、リングのズーム機能をスタンダードからステップにすると、コントロールリングでステップズームが使えます。
コンデジの電動ズームは焦点距離が意図した位置にするのが難しいので、適当な焦点距離で写真を撮ってしまいがちです。その結果、撮影があやふやになってしまいます。一眼の場合にはズームレンズでも焦点距離を手軽に手動で固定できるので、意図した焦点距離で撮影することができます。
焦点距離があやふやになる電動ズームでは撮影者がカメラに扱われているようになって、撮影者による撮影意欲が減ってしまうことにもなります。ステップズームは撮影者にカメラを近づける機能で、撮影者の意図をカメラに反映することができるので、撮影意欲が湧いてきて結果的に良い写真が撮れることになります。コンデジにありがちな撮影者がカメラに扱われることから、撮影者にカメラを取り戻す機能の一つがステップズームと言えると思います。
RX100M2のステップズームを使って焦点距離を意識した撮影をすると、その時に撮る被写体が明確に反映されるようになるので、ステップズームは積極的に使っていったほうがいいと思います。
次の13のRX100M2 DMF マニュアルフォーカス ピーキングの記事に続きます。RX100 II DSC-RX100M2 テレマクロ ワイドマクロ レビュー比較に、RX100M2のことを書いています。
コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。
単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。
スポンサーリンク