Sony DSC-WX500 レビュー 比較と評価

サイバーショット DSC-WX500

ソニーのサイバーショットのDSC-WX500は、2014年3月7日に発売されたWX350の後継機です。WX500の総画素数は約2110万画素で、有効画素数は約1820万画素です。センサーは1/2.3型の裏面照射型CMOSのExmor Rで、画像処理エンジンはBIONZ Xです。裏面照射型は、従来の表面照射型よりも高感度時のノイズが減少したCMOSになっています。焦点距離は24mmから720mm相当で、実質の焦点距離は4.1mmから123mmです。

全画素超解像ズームを使えば、広角端の24mm相当から60倍になる1440mm相当までのズームができます。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで広角端で約5cmまで寄れます。手ブレ補正は静止画では光学式で、動画では、電子式との併用の5軸手ブレ補正のインテリジェントアクティブモードが使えます。WX500には、EVFのファインダーはありません。液晶モニターは3.0型のアスペクト比は4:3で、92万1600ドットです。

上に約180度に動かせるので、自分撮りが楽にできます。WX500では、液晶モニターで電子水準器は使えません。ISO感度は、静止画ではISO80からISO3200まで使えて、重ね合わせ連写を使ってISO6400とISO12800が使えます。動画では、ISO80からISO3200相当まで使えます。撮影の露出モードでは、絞り優先とシャッタースピード優先も使えて、マニュアル露出まで使えるので、オート機ではありません。シャッタースピードの上限は、1/2000秒です。

記録メディアは、SDカード、microSDカード、メモリースティックの3種類が使えます。連写性能は、メカニカルシャッターで18Mの記録画素数で10コマ/秒です。AFにはファストインテリジェントAFがあって、空間被写体検出でコントラストAFの速度が上がっています。ソニーの空間被写体検出AFはパナソニックの空間認識AFと類似したもので、コントラストAFの速度が向上する機能です。ロックオンAFを使えば、動く被写体にピント面を合わせ続けることもできます。

露出補正の補正幅は±3.0EVで、1/3EVステップで補正できます。動画は、XAVC S(TM)でフレームレートが60p、50Mのビットレートで1920x1080で撮影できます。動画のファイルにはXAVC S、AVCHD、MP4があって、動画の音声はXAVC SがLPCM 2ch、AVCHDがAC-3 2ch、MP4がMPEG-4 AAC-LC 2chです。WX500はJPEGのみでの撮影で、RAWでの記録はできません。色空間はsRGBのみです。内臓フラッシュはあります。

Wi-Fiと近距離無線通信のNFCが使えて、Eye-Fiにも対応しています。バッテリーはNP-BX1で、静止画でCIPA基準で約400枚で、実動画撮影時間は約75分です。マイクロUSBで充電できるので、モバイルバッテリーからも充電することもできます。WX500の本体のみの重さは、約209gです。WX500のボディの色には、ブラック、レッド、ホワイトの3色があります。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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