Sony DSC-W810 レビュー 比較と評価
サイバーショット DSC-W810
ソニーのサイバーショット DSC-W810は、総画素数が約2040万画素です。センサーは、1/2.3型のSuper HAD CCDです。ソニーの裏面照射型CMOSは高感度時のノイズが少ないセンサーですが、W810はエントリー機なので、裏面照射型が搭載されていません。
ソニーの画像エンジンのBIONZ X(ビオンズ エックス)が処理速度も高速になっていますが、このBIONZ Xもエントリー機のW810には搭載されていません。DSC-W810のレンズの焦点距離は26mmから156mmで、実質の焦点距離は4.6mmから27.6mmです。
DSC-W810のレンズの明るさの開放F値は、広角端でF3.5で、望遠端でF6.5です。マクロ撮影は、レンズ先端から広角端で、被写体に約5cmまで寄れます。ソニー機の特徴の全画素超解像ズームも、W810にはありません。
DSC-W810の液晶モニターは2.7型でアスペクト比は4:3で、約23万ドットです。約23万ドットは、最新のデジカメの液晶モニターとしてはドット数が最も少ないです。手ブレ補正機能は光学式ではなく、電子式です。
DSC-W810の露出補正の幅は±2で、エントリーコンデジ並みです。ISO感度は静止画でISO100からISO3200までで、それ以上の連写と全画素超解像を使ってISO12800まで可能な機能はありません。
DSC-W810は、動画ではISO100からISO800相当まで使えます。シャッタースピードを1/4より遅くする時には、ISO感度を3200以下で使います。動画は1280x720でフレームレートは30fpsで、フルHD動画は撮れません。他のソニー機では、フルHD動画が撮れるのは当たり前になっています。
DSC-W810エントリー機ですが、動画撮影中の光学ズームはできます。シャッタースピードの上限は、1/1500秒です。オート機なので、レンズの絞り優先、シャッター優先、マニュアル露出はできません。
DSC-W810はオート機ですが、ソニーのオート機の特徴のプログラムおまかせオート機能も削られています。連写は約0.52コマ/秒で、最大100枚まで連写できます。カメラを振ってパノラマ機能のスイングパノラマはあります。
DSC-W810はピクチャーエフェクトのソフトハイキーはあるので、女性のポートレートに使えます。ビューティーエフェクト機能も、女性のポートレートに使える機能です。
DSC-W810は、、内蔵メモリーの約29MBがあります。Eye-Fiには、対応しています。Wi-Fi機能がないので、スマホからのリモート操作ができません。近距離無線通信のNFC機能もありません。
DSC-W810は、GPSログ機能もありません。NP-BNのバッテリーで、CIPA基準で約200枚の撮影ができます。本体のみで、約111グラムです。ピンク、シルバー、ブラックの3色があります。
DSC-W810は、他の同じソニーのコンデジよりも機能が省略されていますが、その分の値段が安くなっています。価格を抑えてサブカメラに使いたいとか、安く気軽に使いたい時に使えます。
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