ソニー Sony α57 アンダー目の露出傾向で落ち着いた明るさ
ソニー Sony α57 アンダー目の露出傾向で落ち着いた明るさ
前の10のソニー α57 裸眼でEVFを使う アイセンサーが機能しない逆光時の記事からの続きです。
ソニーのα57で言われていることに、露出がアンダー目に写ることがあります。実際に使ってみると、確かにその傾向はあります。ただ、それは、ユーザーによって違ってくることでもあります。露出の感じ方は見る人によって違うので、適正露出と言われているのは、結局は、かなりのばらつきがあるからです。
個人的に言うと、α57はそんなにアンダー目に写ることはありません。むしろ、α57の露出は補正しなくても適正露出が得られることが多いと思っています。これは、α57の多分割測光が見たままの明るさを測光できる優秀な性能があるからだと思います。もともと、デジカメが露出オーバー目に写る機種が多いのが気になっているので、α57くらいの落ち着きのある露出のほうがしっくりときます。α57がアンダー目の露出と言われるよりも問題なのは、α57がアンダーだと思うほどに、他の機種が露出がオーバー目に写ることです。
これは、実効感度がカメラごとに違うからです。それに、露出オーバー目に写る機種の場合に比べると、α57のように露出オーバー気味にはならないほうが、撮影しやすいと思います。これは、適正露出をどの明るさにするかで違ってくるので一概には言えませんが、α57は露出オーバー目には写らないので、露出補正のマイナスでよく撮る人にはα57はいいと思います。
α57のこの露出の傾向は、トランススルーセントミラーでAFに光を回して供給しているので、光量不足で露出がアンダーになっているなどと言われることもあります。デジカメでの露出がオーバー気味なことに違和感があるのなら、α57は選択肢の中の一つに入る機種になっています。実効感度の違いで同じISO感度でもシャッタースピードが違うに、関連することを書いています。
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