α5100とα6000の違いと比較
α5100とα6000
ソニーのα5100と、α6000の主な違いと比較を書いています。総画素数は、どちらの機種も約2470万画素で同じです。どちらの機種の撮像素子もAPS-Cサイズ相当の23.5 x 15.6mmで、画像処理エンジンがBIONZ X(ビオンズ エックス)であるのも同じです。α5100とα6000の大きな違いは、EVFの有無です。
α5100にはEVFがありませんが、α6000にはEVFがあります。α6000は0.39型で144万ドット、ファインダー倍率が約1.07倍のEVFがあります。α6000のEVFは、35mm判換算で約0.70倍なので、35mmフルサイズの一眼レフの上位機並みの倍率です。EVFは、特に屋外の晴天時の撮影では被写体が見やすく撮影できます。
α5100には液晶モニターしかないので、晴天時の撮影でもモニターを使うしかないです。液晶モニターは、特に日差しが強い時には日差しがモニターに反射して見にくくなりますが、EVFでは被写体が綺麗に見えます。液晶モニターは3.0型で約92万ドットなのはどちらの機種も同じですが、α5100はタッチパネル式でα6000はタッチパネルに非対応です。
それに、α5100の液晶モニターは上に約180度に動かせて自分撮りもできますが、α6000の液晶モニターは上に約90度、下に約45度までしか動かせないので、α5100のような自分撮りはできません。α5100はEVFがない代わりに、液晶モニター使用での自由度がα6000よりも勝っています。
ISO感度は、どちらの機種も静止画でISO100からISO25600、動画でISO100からISO12800相当であるのは同じです。違いは、α6000にはα5100にはないマルチショットノイズリダクションがあります。α6000は、マルチショットノイズリダクションでISO51200が使えます。マルチショットNRは、連写の合成でノイズを減らす機能です。
シャッタースピードの上限の1/4000秒、フラッシュの同調速度の1/160秒は、どちらの機種も同じです。どちらの機種も、記録メディアはメモリースティックとSDカードです。α5100とα6000の大きな違いにEVFの有無を上げましたが、連写性能にも大きな違いがあります。α5100の秒間コマ数は、AF追従で最高で約6コマ/秒まで連写できます。
α6000の秒間コマ数は、AF追従で最高で約11コマ/秒です。α6000はα5100よりも、AF追従連写でも2倍くらいの性能があるので、連写性能を重視するなら、α5100よりもα6000です。露出補正の補正幅は、α5100は静止画で±3.0EVですが、α6000はの補正幅は±5.0EVです。±5段は、最上位機並みの補正幅です。
露出補正の補正幅にも、α6000のほうが上位機である性能があらわれています。動画機能は、α5100にはXAVC Sフォーマットがあります。AFの検出輝度範囲は、α5100はEV-1-20で、α6000はEV0-20です。α5100のほうが暗所でのAFに強いです。α5100にはガイドナンバーが4の内臓フラッシュがありますが、α6000はガイドナンバーが6の内臓フラッシュです。
α6000には、α5100にはないマルチインターフェースシューがあるので、別売フラッシュの装着もできます。バッテリーはNP-FW50でどちらも同じですが、α5100はCIPA基準で液晶モニターで約400枚の撮影枚数で、α6000は液晶モニターで約360枚です。本体のみの重さは、α5100が約224gで、α6000は約285gです。
α5100のレビューと比較、α6000のレビューと比較に、それぞれの機種を書いています。
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