sd Quattroとsd Quattro Hの違いと比較
sd Quattroとsd Quattro H
sd Quattroとsd Quattro Hの主な違いと比較を書いています。最も大きな違いは、撮像素子の大きさです。sd QuattroはAPS-C相当ですが、sd Quattro HはAPS-H相当です。
そのため、sd Quattroの有効画素数は約2900万画素で、sd Quattro Hの有効画素数は約4480万画素になっています。sd Quattroは、今までのシグマの機種を見ると規定路線の交換式カメラです。
やはり、sd Quattro Hが規定路線から外れた大型センサー機でのQuattroセンサー機種であることが大きく違います。他のEVFや液晶モニターの性能は、sd Quattroとsd Quattro Hは同じです。
ISO感度の設定幅も同じで、sd QuattroのAPS-H版がsd Quattro Hになっています。どちらの機種も連写は得意ではないので、動体撮影用に他の機種を使って、風景やポートレート撮影などにsd Quattroとsd Quattro Hを使えばいいと思います。
特に、広大で密集した風景撮影はsd Quattro Hが向いています。ポートレート撮影では、sd Quattroのほうが画素数が多すぎず使えます。
この二機種の違いは撮像素子の大きさに尽きますが、シグマがAPS-H相当のセンサーでQuattroセンサーを出してきたので、ベイヤー配列機とは違うセンサーで大判にも匹敵する機種をシグマが出してくる意欲が見えます。
sd Quattro Hはその将来的に大判に匹敵する35mm相当センサー機が出るまでの過渡期と言えますが、現時点では光が回った状態で静物を撮るには最適の機種になっています。
どちらの機種も動画撮影機能を省いているので、本来の写真としての静止画を重視したカメラになっています。
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