RICOH WG-50 レビュー 比較と評価
WG-50
リコーのWG-50の有効画素数は約1600万画素で、1/2.3型の裏面照射型CMOSです。裏面照射型CMOSは、従来の表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。
レンズの焦点距離は約28mmから140mm相当まで使えて、実質の焦点距離は5mmから25mmです。レンズが最も明るい開放F値は、広角端でF3.5、望遠端でF5.5です。
マクロ性能は、ズームの中間では1cmまで寄れます。デジタル顕微鏡モードでは、2.44mm×4.33mmの範囲まで被写体に近付いて撮れます。
マクロスタンドが付属していて、レンズの周りに6灯のLEDがあって顕微鏡モードで撮れますが、記録サイズは16:9の2Mになります。
WG-50は、14mの防水に1.6mの耐衝撃、氷点下10度の耐寒性、100kgfの耐荷重のタフネスボディです。手ブレ補正は電子式なので、光学式ではないです。
高感度モードによる手ブレ軽減もありますが、ノイズが増えます。モニターは、2.7型の約23万ドットです。約23万ドットは、同時期のデジカメの中では最も少なく粗いモニターです。
撮影環境で±2段で調整できるアウトドアモニターです。ISO感度は、ISO125からISO6400まであります。撮影時の露出制御モードの種類はプログラムモードで、マニュアル撮影はできません。
シャッタースピードの上限は、1/4000秒です。記録メディアはSDカード系で、内臓メモリーは68MBあります。Eye-Fiカードが使えます。
AFの測距点数は9点です。露出補正の補正幅は±2段で、1/3EVステップで補正できます。動画は1920x1080のフルHDで、約30fpsで撮影できます。
画像仕上には、一眼にもある雅とリバーサルなどの設定もできます。水中撮影での青かぶりを軽減して、ホワイトバランスを水中に最適化するマーメードモードもあります。
内臓フラッシュもあります。WG-50には、Wi-Fiがありません。その他に、CALSモードもあります。バッテリーの撮影枚数は、CIPA基準で約300枚です。
WG-50の本体のみの重さは、約173gです。ボディの色には、ブラックとオレンジがあります。
RICOH WG-60のレビューに、後継機のことを書いています。
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