ペンタックス MX-1 レビュー 比較と評価
PENTAX MX-1
ペンタックスのMX-1はテレマクロ性能が優れていますが、そのMX-1のテレマクロのことはペンタックス MX-1のテレマクロの背景ボケに書いています。
ペンタックスのMX-1の魅力は、まずは何といっても明るいレンズです。 広角端の開放F値がF1.8で望遠端の開放F値がF2.5です。最近の高級コンパクト機は、レンズが明るい機種が多くなっています。その中でもMX-1の魅力は、望遠端が112mm相当でF2.5のレンズの明るさです。MX-1の望遠端の実質の焦点距離は24mmなので、24mmでF2.5のレンズがMX-1のレンズです。MX-1の実質24mmのF2.5のレンズは、最近のAPS-C相当の撮像素子のリコーのGRやニコンのCOOLPIX Aよりも、ボケが得られるレンズです(リコー GRとニコン COOLPIX Aの違い)。
ペンタックスのMX-1は撮像素子が1/1.7型でAPS-C相当のセンサーよりも遥かに小さいのに、高級コンパクト機の明るいレンズではAPS-Cよりもボケが得られるレンズになります。それに、MX-1は112mm相当の望遠端でF2.5なので、コンデジにしてはかなりボケます。実質24mmで112mm相当でF2.5のレンズで、しかもテレマクロで20cmまで寄れるので、ボケがかなり得られる機種がMX-1です。112mm相当の画角の狭さは、被写体から少し離れて撮れば解決します。
最近の高級コンパクト機が軒並み明るいレンズを搭載しているのは、スマホの影響が明らかにあります。最近はスマホとコンデジのエントリー市場が重なっているので、そのスマホよりも性能がよくなければ高級コンパクト機とは言えません。iPhoneのレンズはF2.5よりも明るくて単焦点レンズなので、それよりも明るいズームレンズを搭載するのが高級コンパクト機の魅力になっています。
ペンタックスのMX-1は、グリーンボタンが背面液晶の隣にあります。グリーンボタンは、マニュアル露出の時に押すと、レンズの絞りとシャッタースピードとISO感度を適正露出に合わせてくれるものです。これは、MX-1が考えている適正露出です。そこを基準にして、さらに撮影者が自分で決める適正露出の助けになります。写真の適正露出とは撮影者の写真の濃度に対する考え方に、適正露出はカメラではなく、撮影者が決めることを書いています。
コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。
単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。
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