PENTAX K-70 レビュー 比較と評価
ペンタックスのK-70
PENTAX K-70の有効画素数は約2424万画素で、APS-C相当のローパスフィルターレスのCMOS、画像処理エンジンはPRIME M IIでノイズ処理のアクセラレーターユニットもあります。PENTAX K-70には光学ローパスフィルターがないので、偽色やモアレを防ぐためのローパスセレクターの機能があります。ローパスフィルターレスの解像度に、ローパスセレクターでローパスフィルターに類似の偽色やモアレ防ぎもできます。
ボディはグローブをしても使いやすくなっています。ファインダーの倍率はAPS-C相当で約0.95倍で、35mm判換算では約0.63倍です。ファインダー倍率の35mm判換算と計算に換算のことを書いています。視野率は約100%、アイレリーフ長は見口枠からは約20.5mmです。視度調整の範囲は約-2.5から+1.5です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。フォーカシングスクリーンは、ナチュラルブライトマットIIIで交換式です。
液晶モニターは3:2の3.0型の約92.1万ドットで、バリアングル式です。電子水準器も使えます。アウトドアモニター機能で、暗所での目に優しい赤色画面表示にすることもできます。ISO感度の常用感度は、ISO100からISO102400まであります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、常用感度のことなどを書いています。
シャッタースピードの上限は1/6000秒で、バルブ撮影では20分まで使えます。シャッタースピードが1/4000秒までではなく1/6000秒まで使えるので、晴天時での開放F値での撮影の幅が広がっています。記録メディアはSDカード系で、UHS-I規格に対応しています。連写性能は、秒間枚数が最高で約6.0枚/秒、連続撮影枚数はJPEGのLで40枚まで、RAWで10コマまでで、AFは1枚目に固定です。
AFの測距センサーはSAFOX Xで、AFの測距点数は11点で、中央の9点はクロスセンサーです。中央部は、F2.8光束に対応しています。AFは速度に優れる位相差AFと精度に優れるコントラストAFの両方が使えて像面位相差AFになっているので、モニターのAF速度が上がっています。露出補正の補正幅は±5段で、1/2、1/3ステップで調整できます。
動画はフルHDの1920x1080の60iで撮影できます。4Kの3840×2160のインターバル動画も撮れて、星の軌跡が撮れるスターストリーム動画もあります。動画のファイルはMOVで、MPEG-4 AVC/H.264で撮れます。USBはUSB2.0で、HDMI出力端子、ステレオマイク入力端子もあります。ステレオマイク内臓です。
電子ダイヤルがボディの前後にあって、ハイパープログラムとハイパーマニュアルで使えます。ペンタックスのハイパープログラムとは、ペンタックスのハイパーマニュアルとはに書いています。手ブレ補正機能を使って4枚の連写で高解像度になるリアル・レゾリューション・システムがあって、動体補正もあります。
モードダイヤルには、好きな設定で使える3つのUSERモードがあります。細部まで自然なシャープネスのファインシャープネスと、輪郭強調をしながら線の太さを回避したエクストラシャープネスの機能もあります。1枚に20回の重ねがけができるデジタルフィルターもあります。インターバル合成、記憶色重視のCTE Color Temperature Enhancementの機能もあります。
別売のGPSユニットのO-GPS1で、天体追尾撮影もできます。手ブレ補正は撮像素子シフト式で、CIPA(カメラ映像機器工業会)で4.5段の補正効果があります。レンズの絞りとシャッター速度の1段刻みとその役割に、段数のことを書いています。RAWは14bitで、ボディ内RAW展開もできます。AFの検出輝度範囲はEV-3から18で、中央部の9点が-3EVまで対応しています。
露出制御の測光方式は77分割測光です。内臓フラッシュはポップアップ式で、ガイドナンバーはISO100で約12です。フラッシュの同調速度は1/180秒です。ボディは防塵と防滴で、氷点下10度でも動作環境内で使えます。ペンタックスの機種は、K-70クラスでも氷点下使用に対応しているのが大きな利点です。Wi-Fi内臓式で使えます。
バッテリーのD-LI109で、CIPA(カメラ映像機器工業会)基準でフラッシュが50%の発光で約410枚、フラッシュの発光なしで約480枚です。PENTAX K-70の本体のみの重さは約628gです。ボディ色には、ブラックとシルキーシルバーがあります。PENTAX K-70には、smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6が付属のK-70 18-135WRキットがあります。
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