K-30 単3電池ホルダー D-BH109 海外旅行の一眼レフに最適
K-30は海外旅行の一眼レフにも最適
PENTAXのK-30は現行の一眼レフの中で、その価格も含めて特に魅力的な機種の筆頭とも言えるので、ここでK-30に詰め込まれた魅力の性能をレビューしたいと思います。ペンタックスではK-30をミドルクラスと位置づけていますが、ミドルクラスにしては価格が抑えられています。この記事は01で、06までの6つのK-30の記事があります。
ペンタックスは2003年の*ist Dが、デジタル一眼レフの初代機です。*ist Dはシャッター音が「シャキーン」と印象的な機種で、コンパクトな一眼レフでした。その*istDシリーズから2006年にK100Dになって、Kシリーズになりました。
K-30は価格も考えると、その価格以上の価値がある機種になっています。まず、K-30の大きな魅力は単三電池がバッテリーとして使えることです。別売の単3形電池ホルダーのD-BH109を使えば、エネループが4本で使えるバッテリーになります。
単三4本のバッテリーは専用バッテリーがあるのと同じ場所に入りますので、別にグリップを付ける必要もありません。使うバッテリーを単三電池と専用バッテリーのどちらかを選べるのです。それに、邪魔になる充電器を持っていく必要もなくなります。
単三電池を使えるのは大きな強みです。SX160 ISで単三電池のことを書きましたが、その魅力はK-30でも同じなので、ここでも紹介します。
単三電池仕様の機種が強いのは、単三電池は性能がいい電池が開発されて、持ちや安全性がよくなっていくからです。最新のバッテリーが常に使えるのと同じです。充電式のニッケル水素電池は、当初は性能が悪くて専用バッテリーのほうがいいと言われていました。それが、エネループが出てきたことで一変しました。
エネループのすごいところは、電池の持ちがいいのはもちろん、一度充電したらその充電状態を長く保つことができることです。ふと思い立った時に写真を撮りに行こうと思ったら、専用バッテリーの充電がかなり減っていたという不安が、エネループでは起こらなくなったのです。
海外旅行でも本当に安心して使えます。あのカメラは画質がいいとか以前の問題として、撮影できなければどうにもなりません。単三電池であれば世界各国の現地で入手が可能なので、バッテリーに悩むことがなくなります。
バッテリーで悩んで、「これを撮りたいけど、バッテリーが減るからやめておこう」となってしまうと、何のためのカメラか分からなくなります。撮影のためのカメラであるのなら、バッテリーに悩まずに撮れてこそ価値があります。
バッテリーが減るからと再生画像を見ない人も多いですが、本当は撮ったその時に撮影画像を見たいのにバッテリーを気にして見ないのなら、せっかく液晶画面が付いているデジカメを使っている魅力も減ってしまいます。単三仕様のデジカメは、そんなことを気にせず、撮りたいものがあったら撮る、再生画像を満足いくまで見ても、いざという時には現地で入手することもできるから安心です。
単三電池が使えるのはK-30の大きな強みなので、単三電池の別売のホルダーを買ったほうがいいと思います。初代のデジタル一眼レフの*ist Dも単三電池の4本が使える仕様でした。
単三電池は改良された電池が開発されて、さらに寿命がよくなって、安全性もさらに高いのが将来的には出てきます。エネループが出てきて充電式のニッケル水素電池の性能が大幅に改善したようなことが、起こるのではないでしょうか。その恩恵をK-30なら100%受けられるのです。単三電池対応のK-30は長く愛用できる機種ですし、K-30なら長く愛用したいだけの魅力があります。Eye-FiのSDカードについては、K-30はペンタックスが動作保証をしていません。K-50ならEye-Fi対応です。
その魅力を次の02の「ペンタックス K-30の防塵防滴とファインダーの見やすさ」の記事からも書いていきます。TAvモードの最適な撮影状況と新露出のISO感度に、TAvのことを書いています。ペンタックス K-50のレビューと比較に、K-50のことを書いています。
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