パナソニック LUMIX DMC-XS3 レビュー 比較と評価
LUMIX DMC-XS3
前機種のDMC-XS1の後継機のパナソニックのLUMIX DMC-XS3は、薄くコンパクトなのに24mmの広角でF2.8のレンズの明るさなのが最大の魅力です。24から120mm相当のレンズですが、120mm相当の時にはF6.9の暗いレンズになります。このレンズをどう見るかですが、120mmの時に無理にレンズを明るくしないでF6.9にしたことで、24mmの開放F値(レンズの絞りを最も全開にして明るい時のF値)がF2.8に保てています。望遠側をもっと明るいレンズにしたら、24mmの広角端ではレンズがもっと暗くなります。DMC-XS3のボディは小さくて薄いので、24mmからの光学5倍ズームで望遠側のレンズが暗くなるのは仕方ないです。
それに、LUMIX DMC-XS3には手ブレ補正がしっかりと付いています。DMC-XS3の手ブレ補正は電子式のものでなはなく、光学式手ブレ補正の「MEGA O.I.S.」です。こんなにコンパクトでも光学式のしっかりとした手ブレ補正があるので、手ブレの心配はかなり軽減できています。DMC-XS3は24mmの広角で撮りたい場面が多くて、薄く小さいコンパクト機で手ブレ補正があるのがいいとなると、DMC-XS3が選択肢の中心になります。最近のコンデジは高級コンパクト機以外は広角端のレンズが暗いのに、DMC-XS3は24mmのF2.8なのも大きな魅力です。コンデジではレンズ交換式の大型センサーの機種よりも高感度に弱いので、レンズは明るくてシャッタースピードを稼げると画質の綺麗さに大きく影響します。
LUMIX DMC-XS3で24mmのF2.8の明るさでメモ的に撮りたい被写体があって、望遠側にもズームできる性能を持つDMC-XS3は、薄型コンパクトの中でも魅力がある機種になっています。
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