FZ200 ピンボケ写真を防ぐ 高精細ファインダー
FZ200 ピンボケ写真と高精細ファインダー
前の04の「FZ200 1000mm F2.8 テレコン TCON-17X」の記事からの続きです。
LUMIX DMC-FZ200の1/2.3型の撮像素子の小ささですが、利点もあります。望遠撮影では焦点距離が長くピント面の合う範囲が狭くなって、ピンボケの失敗写真を量産してがっかりすることがあります。小さい撮像素子は被写界深度(ひしゃかいしんど)が深い(ピントが合って見える範囲が広い)ので、ピンボケ写真を減らせるのです。
被写界深度が深いことは、ピントが合う範囲が広がることです。そのため、FZ200で撮るとピンボケの失敗写真を大型撮像素子の一眼よりも減らせることになります。撮像素子の小ささのダイナミックレンジを拡大するには、FZ200の逆光補正のHDRを使うといいです。これで、黒つぶれや白飛びをある程度は抑えた写真も撮れます。
FZ200は前機種のFZ150よりもかなり進化した後継機です。まず、FZ150はFZ200と同じ焦点距離でしたが、望遠の開放F値が5.2と暗かったことです。FZ150の液晶ビューファインダーは20.2万ドット相当しかなくて見にくかったのですが、FZ200は約131.2万ドット相当に大幅に高精細化しました。
実際に見てみると、FZ150よりかなり見やすくなっています。今までレンズ一体型の電子ビューファインダーを見てきましたが、FZ200くらいに綺麗に見られたらファインダーで撮影する意欲も湧いてきます。ただ、FZ200のファインダーはFZ150と同じで0.2型なので、ファインダーが小さいのは同じです。
眼鏡使用者にとっては、ファインダーが0.2型のほうが画面の端がケラれずに、よく見ることができます。それに、FZ200はディオプターの視度調整の範囲が-4から+4ディオプターなので、眼鏡利用者でも裸眼で見られる人が増えています。これは、EVFだから可能になったことです。EVFは光学ファインダー OVFより視度調整の範囲が広いに、そのことを書いています。FZ150では超解像iAズームは32倍までしか使えませんでしたが、FZ200の超解像iAズームは48倍まで使えるようになったことも進化しています。
次の06の「FZ200 バッテリーが大幅に改善 液晶ファインダーでCIPA規格以上」の記事に続きます。
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