パナソニック LUMIX DMC-FZ200 レビュー 比較と評価
パナソニック LUMIX DMC-FZ200
この記事は01で、13までのFZ200の記事があります。
パナソニックのデジカメの代表と言えば、FZシリーズです。レンズ一体型の数ある中でも、FZシリーズは魅力を持ち続けてきました。特に、LUMIX DMC-FZ200はFZシリーズの中でも、魅力にあふれた機種になっています。そのFZ200にどんな魅力があるのかを、これからレビューしていきたいと思います。
FZ200は何と言っても、とにかく600mm相当の望遠端の開放F値がF2.8の明るさです。そして、FZシリーズで一貫しているのは、撮影するのが楽しくなるカメラで、このカメラならもっと撮影したいと思わせてくれるので、FZ200を使っていると撮影枚数が自然に増えていくのが実感できます。
撮影する意欲が出てくるカメラであれば、結果的に写真枚数が増えて、思い出に残る写真の数も増えていきます。FZ200の一台があれば、静止画撮影だけでなく、動画にも強いので、動画撮影まで含めて様々な撮影状況に対応できます。とにかく一台で済ませたい場合には、FZ200は筆頭ではないでしょうか。
FZ200が発売された時には、FZシリーズもここまできたかと思いました。初代機のFZ1が2002年に発売されてからFZシリーズを使ってきましたが、FZ200まで10年以上が経っています。FZ200は、液晶ビューファインダーの小ささなど引っかかるところ(眼鏡使用者にとっては、見やすいファインダーだと思います)はありますが、600mmF2.8レンズの達成も含めて、今までのFZシリーズの一応の完成形が出たと思っています。
初代のFZ1も全域のF2.8だったので、FZ200は最初のFZ1の原点に戻りました。キヤノンのPowerShot G15もレンズの明るさの原点に戻ったので、2012年発売の機種はレンズの明るさの原点がキーワードになった年でした。FZ1は35mmから420mm相当のレンズで撮像素子が1/3.2型でノイズがかなり多かったです。FZ200は広角から600mmまででF2.8でFZ1よりは高感度ノイズは相当に改善したので、着実に進化してきたのがFZシリーズだと思います。
次の02の「FZ200の600mm F2.8レンズのコンパクトさ」の記事に続きます。
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