LUMIX DC-S5 レビューと比較

LUMIX DC-S5

LUMIX DC-S5は総画素数が2528万画素で、35mmフルサイズのCMOSです。CMOSは裏面照射型ではなく、ローパスフィルターレスです。画素ピッチは5.93㎛です。画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に画素ピッチのことを書いていますが、約6㎛もあるLUMIX DC-S5は画素ピッチに余裕があるので、高感度画質のノイズ耐性にも余裕があります。

ゴミ除去がセンサーシフト方式で、超音波ではないです。超音波式のほうがゴミ除去が優れているので、ここにコストダウンが見て取れます。メディア記録は、SDのダブルスロットです。ボディ内手ブレ補正の機能を使うハイレゾモードでは、9600万画素相当で記録できます。

ファインダーはアスペクト比が4:3の0.39型で、約236万ドットです。ファインダーの倍率は約0.74倍で、視度調整の範囲は-4.0から+4.0dptです。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。ファインダーは120fpsで表示できます。

モニターは、アスペクト比が3:2の3.0型の約184万ドットです。タッチパネルが使えて、バリアングル式です。コントラストAFしかないので、位相差AFに比べるとAF速度が劣ります。コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、AFの違いを書いています。

ISO感度は、ISO100からISO51200まで設定できて、拡張感度に、ISO50、ISO102400、ISO204800があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。連写性能は、AF追従連写では5コマ/秒です。

モニターはナイトモードがあるので、暗闇でも見やすくなっています。動画録画中に赤いフレームが表示されて、録画中が分かりやすくなっています。ボディにはジョイスティックがあります。14bitでのRAW記録もできます。

ボディ内手ブレ補正は5.0段で、レンズ内手ブレ補正との連動では6.5段の補正効果があります。ボディ上部のサブモニターはありません。動画はV-Log 14+ストップに対応していて、4K60pでは29分59秒の制限がありますが、それ以外の4K30pで時間無制限で撮影できます。

ボディはマグネシウムのボディで、防塵と防滴です。バッテリーの持ちは、CIPA基準で、モニターで約440枚、ファインダーで約470枚です。給電しながらの撮影もできます。ボディの重さは、本体のみで約630gです。

LUMIX DC-S5は小型ボディのフルサイズでありながら、バリアングル式モニターで自撮りにも使えるので、動画撮影にも便利に使えます。ファインダーが少し荒いことや、ゴミ除去の機能が超音波式でないなどコストダウンも見られますが、価格も抑えられていて、写真にも動画にも使えるフルサイズミラーレス一眼です。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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