LUMIX DC-TZ95のレビューと比較

LUMIX DC-TZ95

パナソニックのLUMIX DC-TZ95は、LUMIX DC-TZ90の後継機です。

DC-TZ95のセンサーは1/2.3型で、焦点距離は24mmから720mm相当でレンズが最も明るい開放F値は広角端でF3.3、望遠端でF6.4です。スマホでなくてDC-TZ95を選ぶのは、広角から720mmまでの超望遠があることが大きいです。

スマホとコンデジの画質と決定的な違いにスマホとのことを書いていますが、DC-TZ95の画質は同時期の画質に優れるスマホより優れているとも言えない思います。DC-TZ95は24mmから720mm相当までの光学ズームができることがスマホより優れていますが、センサー自体の大きさは1/2.3型で小さくて、スマホに比べても画質はそれほどよくないです。

DC-TZ95で720mm相当までのズームをすると、被写体がどこに行ったのか分からなくなることがあります。その時に、分からなくなった被写体までズームを戻せるズームバック機能があります。DC-TZ95はRAW記録もできて、カメラ内でRAWをJPEG変換もできます。カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに、カメラ内RAW現像のことを書いています。

動画は4Kの30pで撮影できて、15分まで記録できます。4Kフォトの機能もあります。4Kフォトとは 静止画連写との違いと動画写真が台頭する?に、4Kフォトのことを書いています。モニターは3.0型の約104万ドットのタッチパネル式で、上に約180度向けて自撮りすることができます。

スマホとコンデジの画質と決定的な違いにも書いていますが、DC-TZ95がスマホと違うのは電子ファインダーがあることです。

DC-TZ95には、0.21型の約233万ドット相当のファインダーがあります。35mm判換算で約0.53倍のファインダーが、DC-TZ95のボディに搭載されています。DC-TZ95はファインダーの性能がよくなっています。

視度調整の範囲は、 -4.0から+3.0です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。アイセンサーもあります。マクロ撮影では、レンズの先端から被写体まで、広角端で3cmまで寄れます。

DC-TZ95はマニュアル露出もできるので、単なるオート機ではなく、滝の流れを表現するようなこだわった撮影もできます。ISO感度は、静止画でISO80からISO3200まであります。拡張感度には、ISO6400があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。

動画では、ISO80からISO3200までです。露出補正は、1/3 EVステップで補正できて、±5段刻みで補正できます。コンデジで、±5段まで補正できるのは最上位機に位置します。一眼レフ機でも、エントリー機は±5段も補正できません。DC-TZ95は露出補正の補正幅を見ても、簡単にパシャッと撮るための初心者用の機種とは違います。

DC-TZ95には、光学式手ブレ補正もあります。シャッタースピードの上限は、メカシャッターでは1/2000秒、電子シャッターでは1/16000秒です。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに、違いを書いています。

連写性能は、AF追従で約5コマ/秒です。連写撮影可能枚数は、RAWで26枚以上、JPEGで100枚以上です。AFの測距点は49点あります。バッテリーの持ちは、CIPA基準で、モニターで約380枚、ファインダーで約250枚です。ファインダーのeco30fps設定では、約340枚です。USB充電もできます。

Bluetooth v4.2もあって、スマホに常時接続もできます。DC-TZ95の本体の重さは、約286gです。DC-TZ95は、スマホの画質がよくなってきても、スマホと差異化できている機能があるので、スマホとの使い分けもできます。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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