LUMIX DC-TZ90 レビュー 比較と評価
LUMIX DC-TZ90
パナソニックのLUMIX DC-TZ90は、2016年2月10日に発売されたTZ85の後継機です。
TZ90の有効画素数は2030万画素で、1/2.3型のセンサーです。画像処理エンジンは4CPUのヴィーナスエンジンです。レンズの焦点距離は24mmから720mm相当で、実質の焦点距離は4.3mmから129mmです。
レンズが最も明るい開放F値は、広角端でF3.3で、望遠端でF6.4です。レンズのボケ量の簡単な計算では、望遠端で20くらいなので、望遠端では35mmF1.8のレンズよりも背景がボケます。
マクロ性能は、広角端でレンズの先端から被写体まで約3cmまで寄れます。画素数を抑えてズームできるEX光学ズームでは、516万画素の時には59.2倍の1420mm相当までズームできます。
手ブレ補正はレンズシフト式の光学式です。EVFは約117万ドットで、ファインダーの倍率は35mm判換算で約0.46倍です。アイポイントは約17.5mmで、視度調整の範囲は±4です。
ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整、に、視度調整のことを書いています。モニターはアスペクト比が3:2の3.0型の約104万ドットで、タッチパネル式です。180度自分に向くので、自分撮りができます。
ISO感度は、ISO80からISO3200まであって、拡張ISO感度にISO6400があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。
撮影時の露出制御モードは、マニュアル露出もできるマニュアル機です。シャッタースピードの上限は、メカシャッターでは1/2000秒、電子シャッターでは1/16000秒まで使えます。
電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに書いています。記録メディアはSDカード系で、UHS-I スピードクラス3(U3)規格に対応しています。
連写は、メカと電子の両方で、AFCで約5コマ/秒です。AFの測距点数は49点で、AFの検出輝度範囲はISO100で、EV-2から18です。
露出制御の測光方式は1728分割測光です。露出補正の補正幅は±5EVで、1/3 EVステップで補正できます。動画は、MP4で4Kの 30pで3840x2160の約100Mbpsで撮影できます。
4Kフォトでのフォーカス合成ができます。マイクはステレオで、スピーカーはモノラルです。micro HDMI TypeD端子があります。自分撮りモードに、4Kセルフィーの機能もあります。
回折補正の機能もあります。TZ90は、カメラ内RAW現像もできるようになっています。カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに書いています。
内臓フラッシュもあります。Wi-Fiも使えます。バッテリーの撮影枚数は、CIPA基準で、モニターで約380枚、ファインダーで約250枚です。
USB充電ができます。LUMIX DC-TZ90の本体のみの重さは約280gです。ボディの色はブラックとシルバーがあります。
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