LUMIX DC-TX2 レビュー比較と評価

DC-TX2

パナソニックのLUMIX DC-TX2は、2016年3月10日に発売されたTX1の後継機です。

TX2の総画素数は2090万画素です。センサーは1.0型で、画像処理エンジンは4CPUのヴィーナスエンジンです。レンズの焦点距離は24mmから360mm相当で、実質の焦点距離は8.8mmから132mmです。

マクロ撮影はレンズの先端から被写体まで、広角端で3cmまで寄れます。絞り羽根枚数は、7枚羽根の虹彩絞りです。レンズが最も明るい開放F値は、広角端でF3.3、望遠端でF6.4です。

TX2のレンズは、前機種のTX1よりも広角側で1m相当で、望遠側はかなり伸びていますが、レンズが暗くなっています。望遠がそれほど必要なく、TX1の時の広角端でF2.8の明るさよりも暗くなるのが問題なら、TX2に買い替えることもないと思います。

ファインダーは、縦横比が3対2の0.21型の約233万ドット相当です。ファインダーの倍率は約1.45倍で、35mm判換算では約0.53倍になって見やすくなっています。

TX1よりもファインダーが見やすくなって、後継機らしくなっています。アイポイントは約17.5mmで、視度調整の範囲は-4.0から+3.0です。視度調整のことは、ディオプター眼鏡利用者の裸眼の視度調整に書いています。

アイセンサーもあります。モニターの縦横比は3対2の3.0型の約124万ドットで、タッチパネル式です。モニターは固定式なので、動かせません。

ファインダーを覗きながら、モニターのタッチフォーカスで位置調整できるタッチパッドAFの機能もあります。2軸の水準器もあります。ISO感度はISO125からISO12800まで設定できて、拡張感度にはISO80、ISO100、ISO25600があります。

拡張感度基準感度常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。動画では、ISO125からISO6400まで設定できて、拡張感度にISO80とISO100があります。

シャッタースピードの上限は、メカシャッターで1/2000秒、電子シャッターで1/16000秒です。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに、電子シャッターのことを書いています。サイレントモードもあります。

記録メディアは、SDカード系です。連写の秒間コマ数は、最大記録画素のAF追従で、約6コマ/秒です。AFの測距点数は、49点です。AFはコントラストAFの速度が向上した空間認識AFです。

コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、コントラストAFのことを書いています。瞳認識AFと、星空AFもあります。露出補正の補正幅は±5EVで、1/3EVステップで補正できます。

動画性能は、4Kの30pの3840x2160の約100Mbpsで撮影できます。動画のファイルはMP4とAVCHDです。4Kフォトの機能もあります。4Kフォトで写真を自動的にマーキングして検出できるオートマーキングの機能もあります。

4Kフォトとは静止画連写との違いと動画写真が台頭する?に、4Kフォトのことを書いています。4Kフォトの30コマ連写の中から1枚の軌跡として合成できる軌跡合成の機能もあります。

マイクはステレオで、スピーカーはモノラルです。カメラ内RAW現像もできます。カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに、書いています。L.モノクロームでも撮影できるようになっています。

ピント面の輪郭を5種類の色で強調できるピーキング機能があります。ピントとは点でなく面で合う実像面に、ピント面のことを書いています。メニューのタブを自分好みの調整できるマイメニューの機能もあります。

レンズにあるコントロールリングで、シャッタースピードや絞り、ステップズームの設定もできます。ボディ右肩の上部の後ろダイヤルで、シャッタースピードなどの設定もできます。

手ブレ補正は、光学式のレンズシフト式です。AFの検出輝度範囲は、ローライトAFで-4EVです。露出制御の測光方式は1728分割測光です。ポップアップ式のフラッシュライトもあります。

ボディは、上面と前面がアルミボディです。通信機能は、Wi-FiとBluetoothがあります。バッテリーの撮影枚数は、モニターでCIPA基準で約370枚、ファインダーで約250枚です。

eco30fps設定では、ファインダーで約350枚になります。ファインダーは60fpsの設定もできます。LUMIX DC-TX2の本体のみの重さは、約298gです。

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