LUMIX DC-FZ85 レビュー 比較と評価
LUMIX DC-FZ85
パナソニックのLUMIX DC-FZ85の有効画素数は1810万画素で、1/2.3型センサーです。画像処理エンジンは、4CPUのヴィーナスエンジンです。レンズの焦点距離は20mmから1200mm相当で、実質の焦点距離は3.58mmから215mmです。
豆粒センサーとも揶揄されるエントリーコンデジによくある1/2.3型ですが、1/2.3型であるからこそFZ85は超望遠機でもコンパクトなので、超望遠機だからこその豆粒センサーのメリットもあります。
レンズが最も明るい開放F値は広角端でF2.8で、望遠端でF5.9です。レンズの絞り羽根枚数は7枚羽根虹彩絞りで、マクロ性能はレンズの先端から被写体まで、広角端で1cmまで寄れます。望遠端では1.5mまで寄れます。
レンズのボケ量の簡単な計算での計算ではFZ85は最大で36.4なので、望遠端の開放絞りのF5.9では、35mmフルサイズでもよく使う50mmF1.4レンズより背景をぼかせます。動物園に行って動物にズームして背景をぼかせますが、距離が非常に必要なのでポートレートでの背景ボケには適していません。
フィルター径は55.0mm径です。1810万画素の450万画素を切り出して、122倍までクロップしてズームすると、2440mm相当までズームできます。手ブレ補正はレンズシフト式の光学式です。
ファインダーは縦横比が4:3の約117万ドットで、倍率は35mm判換算で約0.46倍です。アイポイントは約17.5mmです。視度調整の範囲は-4.0から+4.0です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。
アイセンサーはないです。モニターは、縦横比が3対2の3.0型の約104万ドットで、タッチパネル式です。モニターは固定式なので、バリアングルでは使えません。
ISO感度はISO80からISO3200まで使えて、拡張感度にISO6400があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。
シャッタースピードの上限はメカシャッターで1/2000秒、電子シャッターで1/16000秒です。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに、書いています。記録メディアはSDカード系で、UHS-I スピードクラス3(U3)規格に対応しています。
連写性能は、AFCで約6コマ/秒です。AFの測距点数は49点で、AFの検出輝度範囲は、ISO100でEV-2から18です。AF性能は、精度に優れたコントラストAFの速度を向上させた空間認識AFです。
露出制御の測光方式は、1728分割測光です。露出補正は±5段で補正できて、1/3刻みで補正できます。動画性能はMP4で4Kの30pで撮影できます。
4K PHOTOの機能もあります。4Kフォトとは 静止画連写との違いと動画写真が台頭する?に、書いています。マイクはステレオで、スピーカーはモノラルです。
回折補正の機能と、カメラ内RAW現像もできます。カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに、書いています。サイレントモードもあります。瞳認識AFと、ピント面の輪郭を色で強調できるピーキングもできます。
撮影後に、フォーカスポイントを選べるフォーカスセレクトの機能もあります。内臓フラッシュがあります。Wi-Fiが使えて、スマホでリモート撮影もできます。
バッテリーの持ちは、CIPA基準で、モニターで約330枚、ファインダーで約240枚です。LUMIX DC-FZ85の本体のみの重さは、約572gです。
FZ85とB700の違い、FZ85とFZH1の違い、FZ85とRX10M3の違いに、違いを書いています。
コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。
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