ニコン COOLPIX P950 レビューと比較

COOLPIX P950

ニコンのCOOLPIX P950は、2015年3月19日に発売されたCOOLPIX P900の後継機です。

総画素数は1679万画素で、1/2.3型の裏面照射型CMOSです。裏面照射型は、それまでの表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。焦点距離は24mmから2000mm相当で、実質の焦点距離は4.3mmから357mmです。レンズの開放F値はF2.8からF6.5です。

手ブレ補正はレンズシフト式で、CIPA基準で。約350mm相当の時に5.5段です。動画では、レンズシフト式と電子式の併用です。設定した焦点距離に切り替えできるズームメモリー、電源を入れた時に焦点距離を設定できる起動ポジションもあります。

COOLPIX P950のレンズ銅鏡の左側には、クイックバックズーム、サイドズームレバー、サイドダイヤルがあります。クイックバックズームは、超望遠時に被写体の場所が分からなくなった時に見える範囲を拡大して、ボタンを離すと元のズーム位置に戻せる機能で、他の超望遠機にもある機能です。

サイドズームレバーはズームできるレバーで、動画撮影中のズーム速度の変更もできます。サイドダイヤルでは、MFのピント操作や、露出補正やISO感度の設定などもできます。記録メディアはSDカード系です。静止画のRAW記録もできます。

ファインダーは0.39型で、倍率が約0.68倍の約236万ドットです。視度調節の範囲は-3から+3です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。ファインダーには、アイセンサーがあります。

モニターは3.2型の約92万ドットで、バリアングル式です。シャッタースピードの上限は1/4000秒で、動画では1/8000秒です。露出補正の補正幅は±2段で1/3段刻みです。COOLPIX P950はマニュアル撮影機なのに±2段は幅が狭く、エントリーコンデジ並みです。

COOLPIX P950のISO感度は、ISO100からISO6400まで設定できます。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで、広角側で約1cm、望遠側で約5.0mです。連写性能は最大画素で、連写Hは約7枚/秒で約10枚まで、連写Lは約1枚/秒で約200枚までの連写です。

画素サイズに制限がある連写では、約120枚/秒と、約60枚/秒で、約60枚までの連続撮影ができます。動画では、4Kの30pで撮影できます。外部マイク端子と、アクセサリーシューがあります。バッテリーの持ちは、CIPA基準で、EN-EL20aで約290枚です。COOLPIX P950の本体の重さは、バッテリーとカード込みで約1005gです。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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