EVF ファインダー倍率変更で眼鏡常用者も使える
EVF ファインダー倍率変更で眼鏡常用者も使える
前の04の眼鏡利用者と電子ビューファインダー EVFの相性の良さの記事からの続きです。
眼鏡常用者で眼鏡を掛けたままでファインダーを覗きたい場合にも、EVFのほうが使いやすいです。EVFのほうが視度調整の範囲が広いことに加えて、EVFならファインダー倍率が変えられるからです。何にも取り付けなくてもファインダー倍率が簡単に変えられるのは、OVFでは不可能なEVFの魅力になっています。ソニーのα37やα57を見ても、EVFならファインダー倍率が変えられます。眼鏡を掛けたまま使用する時には小さめのファインダー倍率を使うようにするといいです。
将来的には電子ビューファインダーのEVFでのファインダー倍率をもっと自由に小さくできるようにして、眼鏡常用者でも画面がケラれずに見ることができるような、眼鏡利用者に明確にターゲットを絞ったEVF機を出すと、かなり売れるかもしれません。今までそんなカメラはありませんでしたし、光学ファインダーでは不可能でした。EVFが可能になったので、眼鏡利用者に明確に絞ったカメラが出てくる可能性もあります。
スマホのカメラの普及もあって眼鏡利用者はますます撮影がしやすくなりました。フィルムの時代に手軽に撮影できなかったことが、今の時代の眼鏡利用者ではできるのです。これからも一眼レフを維持し続けるキーワードの一つに眼鏡利用者を捉えて、眼鏡利用者をターゲットにする光学ファインダー機を発表する意欲などがあれば、一眼レフの魅力がさらに増すことになるかもしれません。
眼鏡利用者が裸眼で見るとファインダーの中は視界が見えても、ファインダーから眼を離すと視力が合っていません。ファインダーが眼鏡代わりになっているのです。これは特に、動く被写体を近くで撮る場合などに危険な状態になる可能性もあります。眼鏡を掛けたままファインダーが容易に見られるようになれば、そのような危険はなくなります。
次の06の眼鏡利用者とニコンのAPS-C機の光学ファインダーとアイポイントの記事に続きます。
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