LUMIX DMC-LX3 追っかけフォーカスの将来性
Panasonic LUMIX DMC-LX3の追っかけフォーカス
パナソニックLUMIX DMC-LX3【第3回】マクロでも便利な「追っかけフォーカス」
いずれ将来、オリンピックのプレスブースには追っかけフォーカスのカメラがずらっと並び、1人のサッカー選手にフォーカスを合わせておけば、90分間ずっとその選手をカメラが追尾しつづけるのかも知れません。
ここまで追っかけフォーカスの性能が向上するのは、いつのことなのでしょうか。今の追っかけフォーカスの性能は、「いつまでも追いかけて欲しい対象を追いかけてくれる」というところまでは行っていません。被写体が区別しやすい状況にあって、被写体が確認しやすい場合には、追っかけフォーカスが機能します。パナソニックの追っかけフォーカスのサイトには、以下のように書いています。
追っかけフォーカス|よくわかる「おまかせキレイ」|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
背景と被写体が同系色の場合や、被写体が画面に対して小さすぎる場合、追尾できないことがあります。また、高速で動く被写体、撮影時の環境が暗い場合など、撮影時の状況により追尾しきれないことがあります。シャッター半押し時点で被写体の位置、ピント、露出を確定します。全ての環境下での効果を保証するものではありません。
将来的には、背景と被写体が同系色でも、被写体が画面に対して小さすぎても、被写体が高速で動いたり、暗所撮影の場合でも、追っかけフォーカスが機能するようになるのでしょう。そうなれば、オリンピックのプレスブースのカメラでも追っかけフォーカス機能を使って、選手をいつまでも追いかけてくれるようになるのかもしれません。
デジカメWatchのページで安孫子卓郎氏が「マクロにおけるAFポイントの自動移動機能としてはかなりの優れもの。こちらの方が名称的にはふさわしかったのかなと思います」と言って、「特にマクロ好きの方はおすすめ」と言っているように、今の追っかけフォーカスの性能でも、特に花のマクロ写真などが好きな方には優れた機能になっています。
LX3は明るいレンズを搭載していることもあって、追っかけフォーカスを使ってのマクロ撮影にも向いているカメラです。
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