Leica X Varioのレンズ レビュー 比較と評価

Leica X Varioのレンズ

前の01のライカXバリオ レビューの記事からの続きです。

ライカ X Varioのレンズは、LEICA VARIO-ELMAR f3.5-6.4/18-46mm ASPHです。35mm判換算では28mmから70mm相当のレンズが、ライカ X Varioです。28mmでF3.5、70mmでF6.4のレンズなのでズーム域が70mmまでの割には、レンズが暗いように思えます。ただ、ライカ X VarioはAPS-Cサイズのレンズ一体型でズームレンズで、できるだけコンパクトにするために、レンズを明るくしないようにしたのだと思います。レンズを明るくするともっとサイズが大きくなります。APS-Cセンサーでコンパクトなサイズで無理にレンズを明るくすると、画質に難が出てきます。ライカ X Varioは28mmのF3.5から70mmのF6.4は、ライカ X Varioのサイズで仕上げようとした時のベストなサイズだとライカが判断したことになります。

最近の傾向でますます顕著になってきているのは、レンズ一体型だからといってレンズ交換式に画質が劣ることはないということです。もちろん、コンデジと言われる小型の撮像素子の機種は大型センサーのレンズ交換式機よりも画質はかなり悪いです。最近は、そのコンデジ以上のAPS-C相当のセンサーを搭載したレンズ一体型機が出てきているのが最近の傾向の特徴で、レンズにしっかりと気を配れば、大型素子のレンズ一体型は、レンズ交換式でかなり高性能で高価なレンズでなければ太刀打ちできないレベルにまで到達しています。その中で、APS-Cセンサーのライカ X Varioはズーム倍率もレンズの明るさにも無理がないので、さらに画質がいい機種に仕上がっています。

次の03のライカ X Varioの画質とMF時の拡大表示の移動の記事に続きます。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。

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