ライカM10 モノクローム Typ 6376 レビューと比較
ライカM10 モノクローム Typ 6376
ライカM10 モノクローム Typ 6376は、2015年5月に発売されたライカM モノクローム Typ 246の上位機です。
35mmフルサイズのCMOSで、画像処理エンジンはLeica Maestro IIです。画素数は4000万画素になっています。ファインダー倍率は、0.73倍です。モニターは3.0型で、103万6800ドットです。
レンジファインダーカメラなので、ピント面を合わせるには、スプリットイメージ式か二重像合致式です。ピントとは 点でなく面で合う実像面に、ピント面のことを書いています。記録メディアはSDカード系です。
ISO感度は、ISO160からISO100000相当まで設定できます。シャッタースピードの上限は、1/4000秒です。連写性能は約4.5コマ/秒で、連続撮影枚数は10枚で、バッファメモリーは2GBです。
ライカM10 モノクローム Typ 6376は、モノクローム専用のカメラなので、カラー写真を撮ることができません。予めカラー写真が撮れないカメラでのモノクローム写真と、カラー写真も撮れる通常のカメラにあるフィルターでのモノクローム写真には違いがあります。
通常のカラーフィルターがあるカメラでのモノクローム写真は、強制的にモノクロームにして撮影しています。ライカM10 モノクローム Typ 6376のモノクローム専用機では、カラーフィルターがないので、ダイナミックレンジに余裕ができて諧調表現も豊かになっています。
カラーフィルターがあることで発生する光の歪みもなくなっています。モノクロームだけしか撮らないのなら、カラーフィルターは画質を低下するものなので、ないほうがいいのです。ライカM10 モノクローム Typ 6376は、モノクローム専用機として、カラーフィルターがある通常のカメラよりも、モノクロームの画質でヌケのいい鮮明な写真が撮れます。
ライカM10 モノクローム Typ 6376は、モノクローム専用機として、2012年のライカMモノクローム、2015年のライカMモノクローム Typ246、そして、2020年のライカM10 モノクローム Typ 6376と三世代目です。
モノクローム専用機として三代続いていることからも、モノクローム愛好者に受け入れられてきています。モノクローム専用のライカMを使えば使うほど、カラーフィルターはモノクローム撮影には必要ないことが分かってくる機種になっています。
ライカM10 モノクローム Typ 6376には、ローパスフィルターもありません。ライカM10 モノクローム Typ 6376には、トップカバーにライカの赤いロゴの刻印がありません。通信性能は、Wi-Fiがあります。ライカM10 モノクローム Typ 6376の本体の重さは、バッテリー込みで約660gです。
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