Kiss X7 APS-Cサイズのバランスで画素数は60Dと同じ画質重視
Kiss X7 APS-Cサイズのバランスと画素数
前の07の「Kiss X7 光学ファインダーでの撮影とボディ素材」の記事からの続きです。
キヤノンのEOS Kiss X7の画素数は、2010年 2月に発売されたKiss X4の約1800万画素から変わっていません。撮像素子の画面サイズの22.3mm×14.9mmは、X4の時から同じです。3年以上も同じ撮像素子のサイズで高画素化をしないのは、レンズ一体型のコンデジでは考えられません。上位機の60Dも7Dも同じ素子サイズで同じ画素数です。
キヤノンは、APS-Cサイズの一眼レフで、1800万画素が解像度や高感度耐性、諧調性などを考えて、画質とのバランスがいいと考えて、無理に高画素化をしていないのだと思います。コンデジはすぐに高画素化に走る傾向にありますが、一眼レフは小型軽量の先駆者のKiss X7であっても、無理な高画素化をしないところが、画質を死守する一眼レフとしての心意気があらわれています。Kiss X7はいくら小さくても、やはり一眼レフなのです。
X7の高感度は、ISO感度の3200までは解像度も保って実用範囲だと思います。レンズ一体型でも1インチセンサーのRX100も高感度にかなり強いので、これからの一眼レフはISO3200は実用範囲内になると思います。コンデジと言われる1/1.7型の機種であっても、今の機種は高感度に強くなってるので、一眼レフでISO1600までしか実用範囲内ではないという機種は今後は厳しいのではないでしょうか。コンデジのレベルでいけば、Kiss X7のISO6400も使えると思います。マルチショットノイズ低減機能を使えば、ISO6400でもノイズをかなり抑えることができます。
次の09の「Kiss X7 Mのマニュアル露出でISOオート設定が可能」の記事に続きます。
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