EOS Kiss X7 光学ファインダーでの撮影とボディ素材とグリップ

Kiss X7 光学ファインダーとボディ素材

前の06の「Kiss X7 ライブビューのバッテリーとAF速度はソニーαに劣る」の記事からの続きです。

キヤノンのEOS Kiss X7のすごいところは、光学ファインダーがある伝統的な一眼レフでライブビュー性能が向上して、スマホの利点も取り入れているところです。αシリーズの液晶、有機ELファインダーは電源を入れないとファインダーが見えません。光学ファインダーは電源を入れなくても見られるので、ファインダーをあらかじめ覗いて構図を決めておくこともできます。それに、光学ファインダーは連写中もリアルタイムに被写体を追える、シャッターを押すたびにカクカクと画像が止まったりしないなどの利点があります。液晶、有機ELファインダーは、光学ファインダーの見やすさのレベルにまでは、まだ追いついていません。

Kiss X7でよく言われるのが、光学ファインダーの小ささです。Kiss X7のファインダー倍率は約0.87倍で、EOS Kissシリーズの中では最大の倍率です。Kiss X7iは約0.85倍なので、Kiss X7のほうがファインダー倍率が高いのです。X7のファインダー視野率はX7iと同じで95%です。Kiss X7をお薦めするのは、ボディだけで370gまでの小型軽量化でありながら、光学ファインダーはKissシリーズとしては見やすいことです。光学ファインダーが見やすくて価格が最も抑えられているのはペンタックスのK-30やK-50なので、光学ファインダー重視で安い一眼レフがいいのなら、そちらにしたほうがいいと思います。

Kiss X7のグリップはプラスチック素材ではなく、滑り止めのゴム素材が使われていて、シャッターボタンのまわりにもラバー加工をしてあります。Kiss X7iは上位機ですが、シャッターボタンのまわりまでKiss X7のようなラバー加工はしてありません。こういうところにも、Kiss X7が小型軽量化しても手を抜いていないところがあわれています。

Kiss X7は見た目の小型ボディでもラバー加工がしっかりとしてあることもあって、グリップを握ってもしっくりとします。X50では省略されていたセルフクリーニングセンサーの機能が、Kiss X7には当然に付いています。X50はゴミとの戦いのような一眼レフでしたが、Kiss X7はどれだけ小型化しても自動センサークリーニング機能は付いているのです。

次の08の「Kiss X7 APS-Cサイズのバランスで画素数は60Dと同じ画質重視」の記事に続きます。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。

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