K-3 IIとD7200の違いと比較

K-3 IIとD7200

PENTAX K-3 IID7200の主な違いと比較を書いています。K-3 IIの総画素数は約2471万画素、D7200の総画素数は約2472万画素で、どちらもAPS-Cサイズのセンサーで、どちらもローパスフィルターレス機です。撮像素子の性能は、どちらも同等です。K-3 IIの画像処理エンジンはPRIME III、D7200はEXPEED 4です。

ローパスフィルターレス機は解像感が増しますが、モアレや偽色の問題が出るので、K-3 IIにはそれを防ぐためのリアル・レゾリューション・システムがあります。ボディ内手ブレ補正を使って撮像素子を移動して偽色を防ぐことができるシステムが、K-3 IIにはあります。天体追尾して撮影できるアストロレーサーもK-3 IIにはあります。

D7200には、約1.3倍にしてレンズの約2倍の画角にして撮影できるクロップモードがあります。K-3 IIのファインダー倍率は約0.95倍、D7200は約0.94倍です。液晶モニターはどちらも3.2型で、K-3 IIは約103.7万画素、D7200は約122.9万画素です。K-3 IIのISO感度は、ISO100からISO51200まで使えます。

D7200のISO感度は、ISO100からISO25600までです。拡張感度を使えばISO51200相当とISO102400相当も使えますが、D7200ではこの両方の拡張感度でモノクロ撮影しかできません。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。ストロボの同調速度は、K-3 IIが1/180秒、D7200が1/250秒です。

連写の秒間コマ数は、K-3 IIは最高で約8.3コマ/秒で、D7200はDXで最高で約6コマ/秒です。AFの測距点数は、K-3 IIは27点で、D7200は51点です。クロスセンサーは、K-3 IIは25点で、D7200は15点です。露出制御の測光方式は、K-3 IIは8.6万画素RGBセンサーがありますが、D7200は2016分割RGBセンサーです。

K-3 IIはD7200より、露出精度が高く測光できる性能が備わっています。K-3 IIは内臓モノラルマイクですが、D7200は内臓ステレオマイクです。D7200には、シャッタースピードが4秒以上での光跡写真が撮れるモードもあります。K-3 IIとD7200の大きな違いには、手ブレ補正の有無もあります。

D7200には内臓式の手ブレ補正がなくレンズ式ですが、K-3 IIには4.5段の内臓式手ブレ補正があって、流し撮りにも対応しています。AFの検出輝度範囲は、K-3 IIは-3から18で、D7200は-3から19です。K-3 IIには内臓フラッシュはないですが、D7200にはガイドナンバーが約12の内臓フラッシュがあります。

K-3 IIは氷点下10度でも使えるボディになっています。K-3 IIにはGPSが内臓で、D7200ではWi-Fiと近距離無線通信のNFCが使えます。バッテリーの撮影枚数は、CIPA基準で、K-3 IIは約720枚、D7200は約1110枚です。本体のみの重さは、K-3 IIは約700g、D7200は約675gです。

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