G9 X Mark IIとRX100M5の違いと比較

G9 X Mark IIとRX100M5

G9 X Mark IIとRX100M5の主な違いと比較を書いています。どちらの機種も1.0型のセンサーで大きさは同じですが、RX100M5はメモリー一体の積層型の裏面照射型CMOSです。

G9 X Mark IIも高感度時のノイズ減少が長所の裏面照射型ですが、RX100M5はさらに、読み出し速度が向上しているので、電子シャッターの歪みが抑えられています。

G9 X Mark IIのレンズの焦点距離は28mmから84mm相当で、RX100M5は24mmから70mm相当です。開放F値は、G9 X Mark IIがF2.0からF4.9で、RX100M5はF1.8からF2.8です。

実質の焦点距離は、RX100M5は8.8mmから25.7mmで、G9 X Mark IIは10.2mmから30.6mmです。レンズのボケ量の簡単な計算に書いてある計算で、RX100M5でも望遠端の開放絞りで9.2くらいなので、どちらの機種も背景のボケは期待できません。

G9 X Mark IIとRX100M5の大きな違いは、G9 X Mark IIにはファインダーがないことです。屋外晴天時にはファインダーがあったほうが使いやすいです。

RX100M5には、0.39型で有機ELの約236万ドットで、倍率が35mm判換算で約0.59倍のEVFがあります。モニターはG9 X Mark IIが3.0型の約104万ドットのタッチパネル式で、RX100M5は3.0型の約123万ドットです。

RX100M5のモニターはタッチパネルは使えませんが、上に180度に動かして自分撮りもできます。RX100M5は電子シャッターの1/32000秒が使えて、センサーの性能で歪みが抑えられています。

連写は、G9 X Mark IIは8コマ/秒くらいですが、RX100M5はAF追従でも約24コマ/秒なので、連写重視ならRX100M5です。RX100M5はコントラストAFだけでなく、像面位相差で位相差AFも使えるので、AF速度がG9 X Mark IIより優れています。

コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに書いています。

AFの測距点数は、コントラストAFで、G9 X Mark IIは31点でRX100M5は25点ですが、RX100M5は位相差AFで315点あります。動画は、G9 X Mark IIはフルHDまでしかないですが、RX100M5は4K記録もできます。

動画を重視するなら、RX100M5のほうが断然優れています。バッテリーの撮影枚数は、G9 X Mark IIはCIPA基準で約235枚で、RX100M5はCIPA基準でモニターで約220枚です。

G9 X Mark IIとRX100M5のどちらもUSB充電ができますが、RX100M5はUSB給電をしながらの撮影もできます。G9 X Mark IIの本体のみの重さは約182gで、RX100M5の本体のみの重さは、約272gです。

G9 X Mark IIとRX100M5の主な違いを書きましたが、それぞれの機種のことは、G9 X Mark IIRX100M5の記事に書いています。

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