FUJIFILM XQ2 レビュー 比較と評価

FUJIFILM XQ2

富士フィルムのFUJIFILM XQ2は、2013年11月23日に発売したXQ1の後継機です。XQ2の総画素数は1450万画素で、有効画素数は1200万画素、撮像素子は2/3型の裏面照射型のX-Trans CMOS IIで、ローパスレスです。画像処理エンジンはEXR Processor IIです。レンズの焦点距離は、25mmから100mm相当で、実質の焦点距離は6.4mmから25.6mmです。

レンズの明るさの開放F値は、広角端でF1.8、望遠端でF4.9です。レンズの絞りは、広角と望遠でF11まで絞れます。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで、広角側で約3cmまで寄れます。手ブレ補正は光学式のレンズシフト方式です。液晶モニターは3.0型の約92万ドットで、電子水準器も使えます。ISO感度は、ISO100からISO12800まで使えます。

撮影の露出モードには、絞り優先AE、シャッタースピード優先AEの他に、マニュアル露出も使えます。シャッタースピードの上限は1/4000秒です。レンズの開放絞りでは、1/4000秒まで使えません。XQ2では、開放絞りでは1/1000秒で、レンズを絞った小絞り側で1/4000秒が使えます。

XQ2はレンズシャッター機なので、そうなっています。レンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの違いとはに、シャッタースピードの制限のことも書いています。記録メディアはSDカードで、内蔵メモリーが約66MBあります。連写性能は、AF追従で4.7コマ/秒までできます。AFの測距点数は49点まであります。

AF方式には、コントラストAFと、像面位相差AFがあります。コントラストAFは精度に優れて、位相差AFは速度に優れます。XQ2は、撮像素子に位相差AFを組み込んだ像面位相差AFにして、位相差AFとコントラストAFの両方を使えるようにしている機種になっています。XQ2にはマルチターゲットオートエリアAFがあるので、自動で9点までの測距点を使ってピント合わせができます。

露出補正の補正幅は静止画で±3.0で、1/3EVステップで補正できます。動画での露出補正幅は±2.0です。動画性能には、フルHDの1920×1080での60pで撮影できます。動画撮影中の光学ズームもできて、ステレオ音声で録画できます。動画のファイル形式はMOVで、動画の映像はH.264、動画の音声はリニアPCMのステレオです。

XQ2は、フィルムシュミレーションでクラシッククロームが使えるようになっています。RAW撮影もすることができます。内臓フラッシュもあって、スーパーiフラッシュでのオートフラッシュ機能もあります。Wi-Fiも内臓しています。氷点下では動作環境外です。バッテリーのNP-48で、CIPA基準で約240枚の撮影枚数です。

XQ2の本体のみの重さは、約187gです。ボディの色には、ブラック、シルバー、ホワイトの3色があります。

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