富士フィルム X-A1とX-M1の違いと比較
FUJIFILM X-A1とX-M1
富士フィルムのX-A1とX-M1はボディのサイズも重さも同じですが、違いがあります。大きな違いは、X-M1はX-TransのCMOSセンサーで、X-A1は正方画素のCMOSセンサーです。X-TransのCMOSセンサーは6×6の画素を使ったカラーフィルターで、富士フィルム独自の色再現がよく出ているセンサーです。富士フィルムはフィルムメーカーとして世界を牽引してきた歴史を持っているだけあって、発色がいいのが富士フィルムの機種の特徴です。その発色の良さは、X-TransのCMOSセンサーで発揮されるものです。富士フィルムの機種を使うにはその色再現が魅力なので、発色で選択するならX-A1よりもX-M1になります。
X-A1は光学ローパスフィルターがあって、X-M1はローパスフィルターレスです。ローパスフィルターレスが実現できたのはX-TransのCMOSセンサーの6×6の画素で画質の低下を招くモアレや偽色を抑えられるからで、X-A1は通常の正方画素の2×2の画素なのでモアレや偽色が出やすいので、ローパスフィルターありの機種になっています。ローパスフィルターがないと解像度が高まるので、解像度重視ならX-A1よりもX-M1になります。X-M1はX-TransのCMOSセンサーですが、最新のものはX-Trans CMOS IIです。X-M1は旧式のX-Trans CMOSセンサーなので、最新のX-Trans CMOS IIを使うのならX-E2にしたほうがいいです。
X-A1とX-M1は、ターゲットにしている対象も違います。X-M1はブラック、ブラウン、シルバーの3色ですが、X-A1はレッド、ブラウン、シルバーの3色です。X-A1にはブラックがありません。X-A1は富士フィルムの公式サイトと製品カタログを見ても、X-A1のレッドのボディと女性のモデルを前面に出しています。X-A1は女性をターゲットにしている機種になります。
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