EOS M6とE-M1 Mark IIの違いと比較
EOS M6とE-M1 Mark II
EOS M6とE-M1 Mark IIの主な違いを書いています。有効画素数は、EOS M6は約2420万画素で、E-M1 Mark IIは2037万画素です。センサーは、EOS M6はAPS-C相当で、E-M1 Mark IIはマイクロフォーサーズです。
このセンサーの違いで、画素ピッチに違いが出てきます。画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に、画素ピッチのことを書いています。
センサーの違いでISO感度の高感度域でのノイズに違いが出ていますが、それ以外にも両機種には違いがあります。その中でも大きな違いは、ファインダーです。
EOS M6にはファインダーがないのでモニターのみでの撮影になりますが、E-M1 Mark IIにはファインダーがあります。特に、屋外の晴天時での撮影ではE-M1 Mark IIのファインダー撮影のほうが被写体を確認して撮影しやすいです。
E-M1 Mark IIのEVFは約236万ドットで、ファインダーを覗きながら、モニターを使ったAFターゲットパッドも使えます。モニターはEOS M6は上下のチルト式ですが、E-M1 Mark IIは2軸のフリーアングルなので撮影しやすいです。
ISO感度は、EOS M6はISO100からISO25600まで使えますが、E-M1 Mark IIは拡張感度でISO64相当とISO25600が使えます。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度になっています。
シャッタースピードの上限は、EOS M6は1/4000秒で、E-M1 Mark IIは1/8000秒です。このシャッタースピードの違いに、E-M1 Mark IIのほうが上級機の特徴が出ています。
電子シャッターでは、E-M1 Mark IIは1/32000秒まで使えます。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに書いています。E-M1 Mark IIはSDカード系のダブルスロットです。
連写性能は、EOS M6はAF追従で約7コマ/秒ですが、E-M1 Mark IIはAF追従で約18コマ/秒です。AFの測距点数はEOS M6は49点で、E-M1 Mark IIが121点です。
露出補正の補正幅はEOS M6は±3段で、E-M1 Mark IIは±5段です。補正幅はEOS M6は1/3段ステップで補正できて、E-M1 Mark IIは1/3、1/2、1段で補正できます。
動画は、EOS M6はフルHDで、E-M1 Mark IIは4Kで撮影できます。E-M1 Mark IIには、画像を合成して解像度を高くできる50Mハイレゾショットがあります。
EOS M6はレンズ式の手ブレ式補正ですが、E-M1 Mark IIはボディ内臓で単体で5.5段です。EOS M6には内臓ストロボがあります。E-M1 Mark IIは防塵と防滴ボディで、-10度の耐低温性があります。
バッテリーの撮影枚数は、CIPA基準で、EOS M6は約295枚で、E-M1 Mark IIは約440枚です。CIPA基準では、ストロボがある時には2回に1回は発光してから計測するようになっています。
EOS M6の本体のみの重さは約343gで、E-M1 Mark IIの本体のみの重さは約498gです。価格の差もあって、EOS M6よりE-M1 Mark IIのほうが上級機としての機能があって、連写性能も優れていて動体撮影にも向いていて、ボディの頑丈さから信頼性もあります。
EOS M6とE-M1 Mark IIの主な違いを書いてきましたが、それぞれの機種のことは、EOS M6とE-M1 Mark IIの記事に書いています。
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