EOS 6DとD610の違いと比較

EOS 6DとD610

ニコンのD610と、キヤノンのEOS 6Dの主な違いと比較を書いています。D610は有効画素数は2426万画素で、EOS 6Dの有効画素は約2020万画素です。D610のファインダーは倍率は約0.7倍で視野率は約100%、EOS 6Dのファインダーは視野率が約97%で倍率は約0.71倍です。D610の3.2型の液晶モニターは固定式の約92万ドットで、EOS 6Dは3.0型の固定式の約104万ドットです。D610のISO感度の常用感度はISO100からISO6400で、ISO50相当の減感とISO25600相当の増感もできます。

EOS 6DのISO感度はISO100からISO25600まであって、拡張感度を使えばISO50相当からISO102400相当まで使えます。D610は増感を使っても、ISO25600相当までが限界です。EOS 6DはISO25600は常用感度内なので、D610よりも高感度耐性にかなり優れています。拡張感度を使えばEOS 6DはISO102400相当まで使えるので、D610とはISO感度幅が相当に違います。EOS 6Dは、D610の発売後も高感度耐性に特に優れている機種です。高感度撮影をするなら、迷わずにD610よりEOS 6Dです。

D610のシャッタースピードの上限は1/4000秒でストロボの同調速度はD610が1/200秒、EOS 6Dのシャッタースピードの上限も1/4000でストロボ同調は1/180秒です。D610もEOS 6Dもどちらも35mmフルサイズのエントリー機なので、シャッタースピードの上限はどちらの機種もAPS-C機のエントリー機と同じ1/4000秒になっています。D610はSDカードのダブルスロットで、EOS 6DはSDカードのシングルスロットです。ダブルスロットを使ってカード間コピーなどもするなら、D610です。

連写は、D610は最高で約6コマ/秒で連続撮影枚数はD610は100コマまで、EOS 6Dの連写の秒間コマ数は最高で約4.5コマ/秒で連続撮影枚数はUHS-I対応のSDカードではJPEGで約1250枚までできます。連写の秒間コマ数はD610のほうが優れて、JPEGの連続撮影枚数はEOS 6Dのほうが優れています。AF性能は、D610の測距点は39点で、EOS 6Dは11点です。11点の測距点数は、APS-Cサイズの機種のエントリー機並です。動体撮影をするなら、EOS 6DよりD610のほうがいいです。

D610の露出制御の測光方式は2016分割RGBセンサーで、EOS 6Dは63分割です。露出の測光性能は、D610のほうが優れています。D610はDXレンズも使えて1.5倍相当の焦点距離で撮れますが、EOS 6Dは35mmのレンズしか使えません。D610はスポット測光枠と露出が連動しますが、EOS 6Dは連動しません。動画は、D610は1920×1080のフルHDでフレームレートは30pで、EOS 6Dも1920×1080の30pで同じです。D610にはガイドナンバーが約12の内臓フラッシュがありますが、EOS 6Dはフラッシュを内臓していません。

D610のシャッターユニットは15万回のレリーズテストをクリアーしていますが、EOS 6Dは10万回です。どちらも35mmフルサイズのエントリー機でも、堅牢性はD610のほうが優れています。D610のバッテリーはCIPA基準で約900枚の撮影枚数で、EOS 6Dのバッテリーは常温でCIPA基準で約1090枚です。EOS 6Dのほうがバッテリーの持ちがいいように思えますが、CIPA基準での計測はフラッシュを発光させます。内臓フラッシュでないEOS 6Dだから、撮影枚数が多くなっています。

フラッシュを発光させないのなら、D610のほうが撮影枚数が多くなります。D610は本体のみで約760gで、EOS 6Dは本体のみで約680gです。EOS 6DはGPSとWi-Fiを搭載していて、D610はは両方とも非搭載です。

D610のレビューと比較EOS 6Dのレビューと比較に、ここに書いていないD610とEOS 6Dの記事を書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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