D850と5D Mark IVの違いと比較
D850と5D Mark IV
D850と5D Mark IVの主な違いを書いています。
どちらの機種も35mm判相当の撮像素子ですが、D850は高感度時のノイズ減少に効果がある裏面照射型CMOSです。ニコンは撮像素子が自社製ではなく、キヤノンは自社製なので違いが出ています。
D850の有効画素数は4575万画素で、5D Mark IVの有効画素は約3040万画素です。5D Mark IVにはローパスフィルターがあって、D850はローパスフィルターレスです。ローパスフィルターレスのなしとありの決定的な違いに、違いを書いています。
5D Mark IVのファインダー倍率は約0.71倍で、D850は約0.75倍です。モニターは5D Mark IVは固定式で、D850はチルト式で上下に180度に動かせます。
ドット数は、5D Mark IVは約162万ドットで、D850は約236万ドットです。モニターのAFは5D Mark IVのほうがAF速度が優れていて、5D Mark IVは像面位相差AFのデュアルピクセル CMOS AFで、D850はモニターではコントラストAFしか使えません。
コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、違いを書いています。ライブビュー撮影でのAF速度を重視するのなら、5D Mark IVのほうがいいです。ISO感度は、D850はISO64からISO25600まで設定できて、5D Mark IVはISO100からISO32000までです。
拡張感度では、D850がISO32相当とISO102400相当で、5D Mark IVはISO50相当、ISO51200相当、ISO102400です。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。記録メディアはD850はXQDカードとUHS-II規格のSDカード系のダブルスロットで、5D Mark IVはUDMAモード7対応のCFとUHS-Iカード対応のSDカード系のダブルスロットです。
AFの測距点数は、5D Mark IVは61点でクロス測距点は41点で、D850は153点で、クロス測距点は99点あります。D850はスポット測光と測距点が連動しますが、5D Mark IVは連動しません。
D850には、メカシャッターを使わないサイレントインターバルタイマーの撮影もできます。フォーカスシフトの機能もあるので、ピント面をずらして撮影できるフォーカスシフト機能も、D850にはあります。
5D Mark IVのDPRAW(デュアルピクセルRAW)記録すると、DPPで、ボケシフト、ゴースト低減、解像感の補正の3つが後処理できます。D850の露出制御の測光方式は180Kピクセルで、5D Mark IVは約15万画素です。
フラッシュの同調速度は、D850は1/250秒で、5D Mark IVは1/200秒です。バッテリーの撮影枚数は、CIPA基準で、D850が約1840枚です。5D Mark IVは約900枚です。
D850には、5D Mark IVにはないボタンイルミネーションの機能があります。他にも、D850には35mm判のフィルムをJPEG化できるネガフィルムデジタイズの機能もあります。D850の本体のみの重さは約915gで、EOS 5D Mark IVの本体のみの重さは約800gです。
D850と5D Mark IVの主な違いと比較を書いてきましたが、それぞれの機種のことはD850と5D Mark IVの記事に書いています。
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