カシオ EXILIM EX-ZR3200 レビュー 比較と評価
EX-ZR3200
カシオのHIGH SPEED EXILIM EX-ZR3200は、2016年3月17日に発売されたEX-ZR3100の後継機です。
EX-ZR3200の有効画素数は1210万画素で、1/1.7型の裏面照射型CMOSです。
裏面照射型CMOSは、従来の表面照射型よりも高感度ノイズが抑えられています。
EX-ZR3200はそれに加えて、コンデジとしては、1/2.3型よりは少しセンサーが大きいので、エントリーコンデジよりは高感度ノイズ耐性が優れています。
画像処理エンジンはEXILIMエンジンHS Ver.3です。レンズの焦点距離は25mmから300mm相当です。
スマホと違って光学ズームで300mm相当までズームできるのがスマホとの最大の違いで、それだけズームがあってもコンパクト機なので、スマホとは別持ちで使えます。
実質の焦点距離は5.4mmから64.8mmです。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで、広角端で6cmまで寄れます。
手ブレ補正は、レンズシフト式の光学式の手ブレ補正で、補正効果はCIPA基準で3段分です。
モニターは3.0型の約92万ドットで、チルト式で180度に動かせるので、自分撮りもできます。
フロントシャッターもあるので、EX-ZR3200は自分撮りに向いた機種です。
ISO感度は、ISO80からISO6400まで使えます。静止画の連写合成のHSナイトショットでは、ISO25600まで使えます。
撮影時の露出制御モードはマニュアル露出も使えるので、エントリーコンデジとは違います。
シャッタースピードの上限は、1/4000秒です。高速連写モードでは、シャッター優先、マニュアル露出で、1/20000秒まで使えます。
記録メディアはSDカード系です。連写の秒間コマ数は30枚/秒で、30枚まで連続撮影できます。
AFの測距点数は25点あります。露出補正の補正幅は±2段で、1/3EVステップで補正できます。
動画性能は、フルHDの1920x1080の30fpsで撮影できます。動画のファイル形式はMOV、動画の映像はH.264/AVC、動画の音声はIMA-ADPCMのステレオです。
動画撮影中に光学ズームも使えます。1000fpsのハイスピードムービーも撮れます。
アートショットに、宙玉(そらたま)があります。ドラマチックスロー機能で、スローモーション記録で動画再生することもできます。
メイクアップテクノロジーの美白モードもあるので、EX-ZR3200はスマホよりも別に光学ズームで使えて、高感度撮影耐性もスマホよりあるコンデジが欲しい女性用のカメラでもあります。
動きでシャッターが切れるモーションシャッターもあります。連写合成で手前から背景までピント合わせをする全焦点マクロの機能もあります。
内臓フラッシュもあります。Wi-Fiもあって、Bluetoothも使えます。バッテリーのNP-130Aで、静止画で、CIPA基準で約425枚、エコモードでは約495枚の撮影枚数です。
カシオのコンデジはバッテリーの持ちがいいのが特徴なので、スマホとカメラを別持ちにする理由はスマホのバッテリーを減らしたくないことがあるので、EX-ZR3200はその点でもバッテリーの持ちの良さがあります。
EX-ZR3200の本体のみの重さは、約209gです。
カシオ機はモニターを180度に下で印象的な自撮りになる
カシオのコンデジ自撮り機こそ記録性に優れる
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