カシオ EX-ZR4000 レビュー 比較と評価
カシオのEX-ZR4000
カシオのHIGH SPEED EXILIM EX-ZR4000の有効画素数は1210万画素で、裏面照射型の1/1.7型CMOSです。裏面照射型は、それまでの表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。
画像処理エンジンはEXILIMエンジンHS Ver.3です。レンズの焦点距離は19mmから95mm相当で、実質の焦点距離は4.06mmから20.3mmです。レンズが最も明るい開放F値は広角端でF2.7、望遠端でF6.4です。
マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで、広角側で約3cmまで寄れます。できるだけ画質劣化がない超解像ズームでは、190mm相当までズームできます。手ブレ補正は、レンズシフト式で、CIPA基準で3段分、光学式と高速連写合成の併用で、カシオ調査で5.5段分です。
レンズの絞りとシャッター速度の1段刻みとその役割に、段数のことを書いています。EVFはないので、モニターのみです。モニターは3.0型の92万1600ドットで、180度まで開くチルト式です。
縦位置の撮影に便利に使えるフロントシャッターが、自分撮りで使えます。フロントシャッターで、セルフタイマーが使えます。EX-ZR4000は、自分撮りに向いた機種に加えて、19mmの超広角撮影ができるのが特徴です。
EX-ZR4000の19mmは、スマホではアタッチメントを使った超広角撮影よりも高画質で写せます。スマホのアタッチメントのほうが広角歪みがでるので、自分撮りと風景や、4人くらいのみんな撮りにEX-ZR4000は向いています。
ISO感度は、ISO80からISO6400まで使えます。高速連写合成で画質を上げるHSナイトショットでは、ISO25600まで使えます。撮影時の露出制御モードの種類には、絞り優先AE、シャッター速度優先AEに加えて、マニュアル露出も使えます。
シャッタースピード1/1600秒まで使えて、プレミアムオートPROでは1/4000秒まで使えます。記録メディアはSDカード系で、内蔵メモリーは27.6MBあります。連写性能は、AF追従では約6枚/秒で、AF追従でなければ30枚/秒です。
AFは速度に優れる位相差AFは使えず、精度に優れるコントラストAFのみです。AFエリアは、25エリアあります。露出補正は、±2段で、1/3EVステップで補正できます。
±2段なのはエントリーコンデジ並なので、EX-ZR4000の価格帯を考えれば、露出補正の補正幅が狭いです。動画はフルHDの1920x1080の30fpsで、動画撮影中の光学ズームができます。
タイムプラス動画が撮れて、1000fpsのハイスピードムービーも撮れます。動画のファイルはMOV、動画の映像はH.264/AVC、動画の音声はIMA-ADPCMのステレオです。
マイクはステレオで、スピーカーはモノラルです。高速連写合成でマクロから無限遠までピント合わせる全焦点マクロが使えます。モーションシャッターを使って、動作でのセルフタイマー操作で撮影できます。
メイクアップPlusの機能で、美白から褐色まで調整して撮ることもできます。ワイドビューフォトの機能を使えば、ズーム画像から広範囲の画像に変わるミニ動画も作れます。
動画の自動作成のハイライトムービー、写真の自動作成のハイライトフォトは引き続き使えます。アートショットの宙玉(そらたま)もあります。トゥインクルショットを除けば、動画でもアートショットが使えます。
アートショットブラケティングもできます。DNG形式のRAW記録も出来ます。内臓フラッシュもあります。Wi-Fi内臓式なので、スマホでリモート撮影ができます。
Bluetoothもあるので、Bluetooth Smartで、EXILIM Connectのアプリで、スマホと常時接続して画像の自動送信もできます。QRコードをスマホで読み込んで、画像おnシェアもできます。
顔だけが写っている写真の自動送信もできて、画像に位置情報の追加もできます。バッテリーのNP-130Aで、CIPA基準で、エコモード時には約500枚の撮影枚数です。
EX-ZR4000の本体のみの重さは、約209gです。ボディの色には、ブラックとホワイトがあります。EX-ZR4000は、スマホでの自分撮りよりも、もっと高画質に自分撮りができて、みんな撮りができる機種です。
スマホよりも高感度時のノイズが少ないので暗所でも綺麗に撮れて、マニュアル露出もRAW記録もできるので本格的な撮影もできます。バッテリーの持ちがいいのも、スマホ写真との違いです。
EX-ZR4100のレビューに、後継機のことを書いています。
カシオ機はモニターを180度に下で印象的な自撮りになる
カシオのコンデジ自撮り機こそ記録性に優れる
コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。
単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。
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