キヤノン PowerShot SX510 HS レビュー 比較と評価
PowerShot SX510 HS
SX500 HSの後継機のキヤノンのPowerShot SX510 HSは、光学30倍の超望遠機でありながらコンパクトで値段を抑えているのが一番の魅力の機種です。同じキヤノンのSX170 ISの超望遠版になっています。SX170 ISが28mmから448mm相当で、広角側と望遠側の開放F値がそれぞれF3.5とF5.9です。SX510 HSは、24mmから720mm相当で開放F値がF3.4とF5.8です。SX510 HSはSX170 ISより広角側も望遠側もレンズの焦点距離があるのに、レンズはわずかですが明るくなっています。
SX510HSの画像エンジンはDIGIC4なので、最新のDIGIC6より古い映像エンジンです。SX510 HSの液晶モニターはは3.0型で約46.1万ドットなので、エントリーコンデジ並のドット数です。液晶モニターはバリアングルでなく、タッチパネルは非搭載です。SX510HSの720mm相当のズーム以上が必要なら、画像記録がラージのプログレッシブファインズームで60倍の1440mm相当までズームできるので、これだけズームできれば十分すぎるほどです。プログレッシブファインズームは光学ズームではないですが、できるだけ画質の劣化を抑えたデジタルズームです。
SX510 HSの手ブレ補正はCIPA基準で約2.5段の補正ができるので、1/500秒必要なところを1/125秒以下でも手ブレしないことになります。焦点距離分の1が手ブレしない目安なので、手ブレ補正がない500mm相当は1/500秒が目安です。手ブレにはセルフタイマーも使えます。RAW撮影はできません。デジタルテレコンはキヤノン機の特徴で、広角側もズームしてF値が明るいままです。約1.5倍と約2.0倍があるので、36mmF3.4と48mmF3.4で使えます。SX510 HSは安い機種ですが静止画IS、流し撮りIS、ハイブリッドIS、三脚、パワードIS、ダイナミックISの6つの場面で手ブレ補正が効くマルチシーンISもあります。キヤノン SX510 HSとSX500 HSの違いに、続きを書いています。
1920×1080のフルHD動画、Wi-Fiの無線LANでスマホやタブレットに送信、動画中光学ズームも、SX510HSでできます。マニュアル機なのでマニュアル露出もできますし、マルチアスペクトがあるので一眼レフの3対2の縦横比で撮ることもできます。
コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。
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