Canon IXY 190 レビュー 比較と評価
IXY 190
キヤノンのIXY 190の有効画素数は約2000万画素で、センサーは1/2.3型CCDです。最近のデジカメは、高感度時のノイズ減少に効果がある裏面照射型CMOSであることが多いですが、IXY 190は高感度撮影に向いていないCCDなので、IXY 190は高感度撮影に向いてない機種です。
画像処理エンジンはDIGIC 4+です。焦点距離は、広角端で24mm相当から、望遠端で240mm相当です。実質の焦点距離は4.3mmから43mmです。レンズが最も明るい開放F値は、広角端でF3.0、望遠端でF6.9です。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで、広角端で1cmまで寄れます。
最短撮影距離時の撮影範囲は、広角端で27mm×20mm、望遠端で167mm×126mmです。できるだけ画質劣化しないデジタル処理系のプログレッシブファインズームでは、約315万画素の記録画素数時に960mm相当までズームできます。光学式の手ブレ補正は、静止画撮影時の望遠端の補正効果で、CIPA基準で2.5段です。
レンズの絞りとシャッター速度の1段刻みとその役割に、段数のことを書いています。液晶モニターは2.7型の約23.0万ドットです。モニターの品質は、エントリーコンデジの中でも最も劣っているものになっています。ISO感度はISO100からISO1600まで使えます。撮影の露出モードは、オート撮影機なので、シャッター優先などは使えません。
シャッタースピードの上限は1/2000秒で、15秒まで使えます。記録メディアはSDカード系です。連写は、約0.8枚/秒です。露出補正の補正幅は±2段で、1/3段ステップで補正できます。動画性能は1280×720の25fpsで、約15Mbpsのビットレートで撮影できます。動画中の光学ズームができます。
動画のファイルはMP4、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はMPEG-4 AAC-LCのモノラルです。内臓フラッシュがあって、別売の外部ストロボのハイパワーフラッシュ HF-DC2が使えます。Wi-Fiがあるのでリモート撮影ができて、近距離無線通信のNFCもあります。
スマホのGPS機能を使って、画像に位置情報を付加できるGPSモバイルリンクもあります。氷点下では、動作環境外です。Connect Station CS100に対応しています。バッテリーのNB-11Lで、CIPA基準で、エコモードで約245枚の撮影枚数です。IXY 190の本体のみの重さは、約123gです。
IXY 210のレビューに、後継機のことを書いています。
コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。
単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。
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