Canon EOS Kiss X8i レビュー 比較と評価

Canon EOS Kiss X8i

キヤノンのEOS Kiss X8iは、2013年4月12日に発売されたEOS Kiss X7iの後継機です。総画素数は約2470万画素で、撮像素子はAPS-C相当の約22.3×14.9mmのCMOSで、画像処理エンジンはDIGIC 6です。ファインダーの倍率はAPS-C相当で約0.82倍、視野率は約95%、アイポイントは接岸レンズの中心から約19mmです。視度調整の範囲は、約-3.0から+1.0です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整の範囲のことを書いています。

EOS Kiss X8iの液晶モニターは3.0型で、アスペクト比は3対2の約104万ドットです。タッチパネルに対応していてタッチシャッターも使えます。ISO感度は常用感度がISO100からISO12800で1段ステップで変更できて、拡張感度にISO25600が使えます。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。マルチショットノイズ低減の機能で、4枚の画像の連写合成でノイズを減らす機能もあります。シャッタースピードの上限は1/4000秒で、30秒も使えます。

ストロボの同調最高シャッタースピードは1/200秒です。記録メディアはSDカードです。連写の秒間コマ数は最高で約5コマ/秒、静音連続撮影は最高で約3コマ/秒です。連続撮影枚数はUHS-IカードでJPEGのラージとファインで940枚、RAWで8枚、RAW+JPEGラージとファインで6枚です。ライブビュー撮影時には、ミラーアップで約3コマ/秒の連写ができます。AFの測距点数は19点で、色検知AFができます。EOS Kiss X8iはフリッカーレス撮影もできます。

フリッカー撮影は、体育館でのスポーツ撮影などで光量の不安定さを改善して撮影できます。ライブビュー撮影では、精度に優れるコントラストAFと速度に優れる位相差AFの両方が使えるハイブリッド CMOS AF IIIが使えます。露出制御の測光方式は、7560画素RGB+IR測光センサーの63分割です。露出補正の補正幅は±5段で、1/3と1/2段ステップが使えます。動画性能はフルHDの29.97pで撮影できて、動画撮影時に静止画撮影ができます。

動画のファイル形式はMP4、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はAACです。ステレオマイクは内臓で、外部ステレオマイクの端子もあります。レンズ光学補正での歪曲収差補正、色収差補正、周辺光量補正ができます。気に入った画像に★を付けられるレーティング機能、100枚の画像を一覧で確認できるインデックス表示もできます。ダスト機能ももちろんあります。RAWは14bit記録ができます。AFの検出輝度範囲は、中央のF2.8対応の測距点でEV-0.5から18です。

EOS Kiss X8iは暗所でのAF検出輝度範囲が-0.5なので、暗所でのAF撮影でAFが迷うことがあります。モードダイヤルは右肩にあって、ロックボタンはありません。フラッシュは内臓していて、ガイドナンバーはISO100で約12です。シンクロ端子はありません。氷点下は動作環境外です。EOS Kiss X8iは、Wi-Fiと近距離無線通信のNFCが使えます。リモート撮影もできます。バッテリーのLP-E17で、常温のファインダー撮影で約440枚、常温のライブビュー撮影で約180枚の撮影枚数です。本体のみの重さは約510gです。

EOS Kiss X8iには、EOS Kiss X8i EF-S18-55 IS STM レンズキットとEOS Kiss X8i ダブルズームキットがあります。EOS 8000DとEOS Kiss X8iの違いに、違いを書いています。

EOS Kiss X9iのレビューに、後継機のことを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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